Bluefish444は、マルチプラットフォームの2K/3D対応HD-SDI入出力ボード「Create」製品ファミリ用に、Avid編集機向けのMac OS X 10.7用ドライバー8.5.0をリリースした。ドライバーは、Avidの「Media Composer 6.5」、「Symphony 6.5」「Newscutter 10.5」に搭載されているOpen I/Oソフトウェアのプラグインとなる。これによりMac OS X 10.7で使っているAvid Media ComposerやSymphonyでもCreateビデオI/Oボードにより、フォーマット間でのスケーリング、プレビュー、マスタリングがシングルパスで行える。

Createファミリの最高峰モデル「Create 3D Ultra」は、2系統のHD/SD 3G用HD-SDI、および2K Dual Link4:4:4/4:4:2、3Dステレオスコピック用I/Oを実装し、12bit I/Oによる高品質ビデオ処理や12bitハードウェアアップ/ダウン/クロスコンバージョン、RGB、YUV間のカラースペース・コンバージョンが搭載されている。ビデオフォーマットでは、2KでフルPsF(2048x1556PsF)にも対応する。オーディオに関しては、16チャンネルSDIエンベデットオーディオ入出力、および8チャンネルAESデジタルオーディオ入出力を搭載。5.1&7.1サラウンドサウンドのプレビューにも対応する。

リリースした最新ドライバーは、無償でBluefish444サイトよりダウンロードできる。

また同社では12月初旬にCreateの上位機種「Epoch」製品ファミリから4K非圧縮対応「Epoch | 4K Supernova」を発表している。米国での希望小売価格は3,995ドル。 Windowsプラットフォーム版では、無償で「Bluefish444 Symmetry 3D」のDI向けキャプチャー、プレビュー、プレイバックソフトがバンドルされている。

(山下香欧)