株式会社EVCは、4ch同時録画に対応したネットワークビデオ収録システム「Smart Rec」の販売を開始した。主に教育現場における配信・収録への導入を見込んでいるという。

Smart Recは、株式会社フォースメディアが開発した4チャンネル同時録画対応ネットワークレコーディングソフト「RecStor」と、米Teradek社のコンパクトネットワークエンコーダー「Cube」を使用し、EVCの映像配信統合管理パッケージ「Bizlat VoD」と連携させたネットワークビデオ収録システム。

エンコード部には手のひらサイズの小型ネットワークエンコーダーCubeを利用。RecStorによりネットワーク上最大4ヶ所のネットワークビデオエンコーダーから映像を取得し、4ch同時録画が行える。記録ファイル形式はFLVまたはMP4から選択可能。スケジュール録画により、チャンネル毎に予約録画のスケジュール設定も行える。

録画の開始・停止操作はネットワーク上の端末(PC/タブレットなど)からブラウザで行うことが可能。記録ストレージにはQNAPのTurbo NAS(Intel CPU搭載モデル)にも対応し、TS-x69L/TS-x69Pro/TS-x79Proなどから必要な容量・RAID構成を選択して導入できる。Bizlat VoDとの連携により、収録データの自動転送・削除をサポート。Bizlat VoDに収録コンテンツを登録することでPC、スマートフォン、タブレットなどマルチデバイスへVOD配信することができるようになる。