米Gefenから新しく、マルチ4Kディスプレイ対応のウルトラHDスプリッターの3モデルが登場した。 展示会やショールームや公共施設など、複数のフルHDおよび4Kディスプレイを利用するシステム構築で活用できる。

Toolbox Ultra HDスプリッターは、HDMI 1入力に対して2出力、4出力、8出力の3モデルがそろう。 HDMI-DVIアダプタを利用すれば、DVI系統でディスプレイに接続することも可能。HDCPと3DTVパススルーに対応。Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS-HDマスターオーディオはパススルーとなる。

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Toolbox Ultra HDスプリッターには、大幅にHDCPの認証プロセスを促進する独自の高速スイッチング技術(FST)が利用され、複数の4K(3840×2160 @ 30Hz)対応のディスプレイに12ビット色深度の映像データを送り込める。このFSTにより、複数のディスプレイの電源をオンオフする際に他のディスプレイ側のビデオロスといった影響を防ぐ。スプリッターのファームウェアのアップグレードはMini-USB経由で行えるようになっている。スプリッターの筐体は黒白の2色が揃っており、またHDMI(1.8m)1本と5V DC電源が同梱されている。価格は米国オンラインで499ドル。

(山下香欧)