フジテレビジョンが、若い世代のデジタル向け映像クリエイターを発掘、育成するプロジェクト「フジテレビ フカ・プロジェクト THE LAST AWARD」を開始した。”フカ”とは「Fuji Youtube Creative Award」の略称。

本プロジェクトは、YouTubeを活用したUGC(User Generated Content:一般のユーザーによって制作、作成されたコンテンツ)企画の一環で、「1日の終わり」をテレビ上でどう演出すべきかをテーマに、「フジテレビの1日の終わりに流す1分の映像」という題目で、映像作品を募集する。

テレビ放送の番組編成上の1日が終わり、翌日の日付の放送が始まる時刻(明け方4時ごろ)のタイミングに映し出されることを想定し、「フジテレビの1日の終わりに流す1分の映像」を独自の目線で制作してもらう、というもの。作品映像の長さは1分程度。データ容量は200MB以内で、HD解像度で作成する。

募集受け付けはこのプロジェクトのオフィシャルサイトで9月22日まで行っている。事務局での1次審査を経た後、Web業界や広告業界、映像業界など、様々なクリエイティブな環境に身を置く有名クリエイター達5名による最終審査を実施する。優勝者には賞金100万円が贈呈される。また投稿された作品の一部は、応募受付終了後に本プロジェクト公式YouTubeチャンネルにて公開するほか、フジテレビ内で期間限定放送する予定。

(山下香欧)