ソニーは、業務用4K SXRDプロジェクター「SRX-T615」を2013年11月1日より発売する。希望小売価格はオープン価格、市場推定価格は1,250万円前後。

SRX-T615は、独自の4K SXRDパネルを搭載し、4K(4,096×2,160)解像度、12,000:1の高コントラスト比と18,000lmの高輝度を実現したプロジェクター。プロジェクターを複数台並べて大画面スクリーンに画像表示するマルチプロジェクション用途でも、エッジブレンディング機能により映像のつなぎめの重なりが目立たないように調整して表示が行える。また、2014年2月にはファームウェアのバージョンアップによりプロジェクターを縦方向に積み重ねた場合の歪み補正機能を搭載する予定で、たとえば4K 3D映像を投写する際に歪みのない映像を表示できるようになるという。

光源には交換推奨時間が最大3,000時間の長寿命な高圧水銀ランプを搭載。ランプ自体のコストや交換にかかる作業費用などランニングコストを低減したほか、6灯ランプシステムを採用し、ランプ切れによる輝度低下時の自動復旧機能や交互切替モードを搭載。ランプの交換も自身で容易に行えるなど、効率的で安定的な運用をサポートするとしている。