キヤノンは、同社のレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS Mシリーズ」の新製品として、AF性能を大幅に向上させた「EOS M2」を、2013年12月中旬より発売する。色はブラックとホワイトの2色、価格はオープン。ラインナップと同社オンラインショップの販売予定価格は以下の通り。

  • EOS M2 ボディーのみ(税込み6万4,800円)
  • 「EOS M2・EF-M18-55 IS STM レンズキット」:EOS M2、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM、スピードライト 90EX(税込み8万4,800円)
  • 「EOS M2・ダブルレンズキット」:EOS M2、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM、EF-M22mm F2 STM、スピードライト 90EX、マウントアダプター EF-EOS M(税込み10万4,800円)
  • 「EOS M2・トリプルレンズキット」:EOS M2、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM、EF-M22mm F2 STM、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM、スピードライト 90EX、マウントアダプター EF-EOS M(税込み13万4,800円)

EOS M2は従来機種「EOS M」(2012年9月発売)のコンセプトである、デジタル一眼レフカメラEOSシリーズと同等の画質と小型・軽量の両立を継承したモデル。従来機種からAF性能を大幅に進化させ、新たに無線LAN機能を搭載しながら、体積を約8%小型化している。

(以下、プレスリリースより引用)

■AF性能を大幅に向上する「ハイブリッドCMOS AF II」
撮影画面の縦横それぞれ約80%という広いエリアで、コントラストAFと撮像面位相差AFの併用を可能にする「ハイブリッドCMOS AF II」を採用しています。これにより、従来機種に比べより広い測距エリアで、約2.3倍速いピント合わせが可能になり、思い通りの構図での撮影を実現するとともに、動きのある被写体への対応力が向上します。

■デジタル一眼レフカメラEOSシリーズと同等の高画質
APS-Cサイズ・約1,800万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 5の搭載により、大型センサーならではの高画質と最高約4.6コマ/秒の連写性能を実現しています。さらに、最高ISO12800(拡張ISO25600)の常用ISO感度により、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能です。

■Wi-Fi対応の無線LAN機能を内蔵
Wi-Fi対応のスマートフォンから、静止画の撮影やカメラ内のメモリーカードに記録された静止画の取り込みなどのリモート操作が行えます。