ソニーは、35mmフルサイズCMOSイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタル一眼カメラα7シリーズの新商品「α7S」を2014年6月20日より発売する。メーカー希望小売価格はオープンで、市場想定価格は税抜230,000円前後(ボディーのみ)。

α7Sは、新開発の有効約1220万画素35mmフルサイズExmor CMOSイメージセンサーを搭載し、画像処理エンジンBIONZ Xとの組み合わせにより、静止画・動画ともに常用ISO100~102400、拡張50~409600の高感度・低ノイズ撮影が可能なレンズ交換式カメラ。画素加算のない全画素読み出しに対応し、モアレやジャギーの少ない動画画質を実現。4K(QFHD:3840×2160)出力に対応しており、外部レコーダーで4K映像を記録可能だ。

HD(1,280x720p)での120fpsハイフレームレートによるハイスピード撮影や、S-Log2、50Mbpsの高ビットレートに対応したXAVC Sフォーマットを採用したフルHD高画質記録に加え、XLRオーディオ入力(オプション使用時)などの動画機能と、ファストインテリジェントAFやXGA OLED Tru-Finder、モバイル機器連携を可能にするWi-Fi/NFC、PlayMemories Camera Appsなどを搭載している。

また、同社によると「電動ズームレンズ(FE PZ 28-135mm F4 G OSS)」や「超広角ズームレンズ(Vario-Tessar T 16-35mm F4 OSS)」など、フルサイズイメージセンサー対応のEマウント高性能レンズ群を開発中で、上記を含む35mmフルサイズ対応のEマウントレンズを2014年中に合計10本、2015年中に合計15本の商品化を目指しているという。

同社では、α7Sを含む新商品の体験会を5月24日(土)・25日(日)に東京・名古屋・大阪、5月31日(土)に札幌、福岡にて開催する。体験会の詳細は下記URLより。
http://www.sony.jp/camera/exp201405/