(c)2008 COMEL Co. Ltd. All Rights Reserved.

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株式会社講談社(東京都文京区、以下:講談社)と、ソフトバンクグループのCOMEL(コメル)株式会社(東京都港区、以下:COMEL)は、COMELが運営するデジタルサイネージ「福岡街メディア」で、講談社の雑誌発売前日にそれらのコンテンツを数秒配信する実証実験を3月4日から始める。

この実証実験では、講談社のニュース次世代メディアの研究機関であるジャーナル・ラボが開発した「瞬刊誌」という新しいメディアが使われる。「瞬刊誌」はプッシュ式のメディアで、講談社の週刊現代とフライデーのスクープ記事を3秒のコピーと3秒の写真で構成し、それらのコンテンツの間に広告を挟み、定点に設置されたディスプレーに配信するもの。

福岡街メディアは、福岡市内の交通機関、コンビニエンスストア、ドラッグストア、大型商業施設などを中心に、主要な生活動線上に設置された500面を超えるデジタルサイネージ(電子看板)だ。今回は、COMELが開発したiOOH(internet Out Of Home Media)システム経由で、雑誌発売の前日に配信を行う。更に、外部からのセキュリティを強化し、ヒューマンエラーを回避するために、同システムの第三者による確認・承認も行われる。

今後は、講談社のコンテンツとCOMELのデジタルサイネージを生かし、携帯電話やPCなどとの連携も視野に入れたマルチプラットフォーム展開も追求していくという。