日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社は、同社が取り扱うRADIALのモジュラーフレーム、Workhorseの販売を開始した。メーカー希望小売価格はオープン、市場予想価格は165,000円となっている。

Workhorseは、ミキサー機能を搭載したAPI500シリーズ互換モジュールフレーム。APIをはじめとする500シリーズ互換のモジュールを8台までマウント可能。各モジュールごとのワイヤリング、内蔵8×2サミングミキサーでのミックス、独自のフィード機能により直列で他のモジュールに信号を送ったりなど、さまざまな機能を搭載している。

マスター・セクションのメインアウトにはジェンセン製トランスを搭載。NeveやSSLで知られるバーチャルグランドミックスバスを採用しノイズが非常に少なくなったとしている。

プレイバック用のステレオモニターアウトのほか、2名が同時にモニターできるようにヘッドフォンアウトを2つ搭載。エクスパンションバスを使用すれば16/24/32チャンネルとシステムを拡張していける。

リアパネルには、各チャンネルにXLRと1/4インチTRS(平衡/不平衡)入出力、独自のオムニポート端子を装備。オムニポートはモジュールによって機能が変化し、エクストラ出力、ダッキング入力、エフェクトインサートなどに使用可能。

ProToolsシステム用には8チャンネルD-sub入出力を搭載。さらに、アナログサウンドが欲しいときに使えるサミングミキサーD-sub入力も搭載している。