株式会社バンダイナムコホールディングスは、2012年4月からの新中期計画スタートに合わせ、コンテンツ開発会社「株式会社バンダイナムコスタジオ」を設立する。代表取締役には、バンダイナムコゲームス取締役の中谷始氏が就任する予定。

バンダイナムコスタジオは、家庭用ゲーム・業務用ゲーム機・ネットワークコンテンツなどを行うコンテンツ事業強化を目的に、バンダイナムコグループのコンテンツ事業を統括する子会社バンダイナムコゲームスにおいて、コンテンツの開発に携わる開発スタジオ機能を分社する形で設立される。

新会社には、バンダイナムコゲームスの開発スタジオに所属する各種コンテンツの企画開発に携わる開発人員が約1000人所属する。バンダイナムコゲームスから開発機能を分離することでコンテンツ開発に特化し、最適化された制度・仕組みなどの導入を円滑に進め、開発におけるスピードアップと開発効率の向上を図る。そして、従来以上に開発人員のスキル開発や創造性の発揮を促し、既存コンテンツのさらなる強化と新たなコンテンツの創出を図っていくという。「鉄拳」「ソウルキャリバー」「太鼓の達人」「テイルズオブ」「機動戦士ガンダム 戦場の絆」シリーズなど、既存主力コンテンツの企画開発に加え、新規コンテンツの企画開発を行っていく予定。

(山下香欧)