ソニー中国は、中国での4Kテレビ販促促進に向けて、「中国のアップル」と言われる小米(Xiaomi:シャオミ)と提携することを明らかにした。同社は、カーブド4K TVも来月から国内販売をする予定で、世界最大規模の中国TV市場における戦略について、ハイエンド製品に力を入れて利益を確保する方針。また若者をターゲットとした製品のプロモーションも展開していく。

現在、ソニーとしては中国と日本、米国を三大ターゲット市場としており、中国4K TV市場では20%のシェアを持つ。2014年における4K TVの売り上げは、中国だけで800万台~1000万台を予測しているという。

シャオミは今年の第二四半期のスマートフォンの売り上げの首位を持つ、急成長中のスマートフォンメーカー。TVセットトップボックス(STB)やスマートテレビなども手掛けており、同社のSTB「Mi Box(小米盒子)」をソニーTVに対応させたメディアボックスとして、ダウンロードしたソニーピクチャーズの4Kコンテンツをソニー4K TVで楽しめるようになるという。

(山下香欧)