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[InterBEE2014]Avidブース:4Kに対応したMedia ComposerやJaprsとの連携をアピール

2014-11-27 掲載

新メディアコーデックのDNxHRによって編集機は従来のまま4Kに対応可能

ブース最大の注目は、4Kに対応したMedia Composerの新バージョンだ。デモでは、プロジェクト解像度に4Kが指定できるところなどを見ることができた。特に強力な機能追加はDNxHRという新しい編集用のメディアコーデックの搭載だ。DNxHRは帯域幅を使わないのが特徴で、4Kのプロジェクトであってもスムーズに再生も可能で、ストレスなく作業が可能になるというもの。ブースのデモでは4KのREDの30pのネイティブ素材と、その素材をDNxHRに変換したものをタイムラインに並べて再生をし、違いがわかるようになっていた。REDのネイティブAMAリンクしたところではコマ落ちしてしまうが、DNxHRだとコマ落ちせずに再生されていた。

ここでアビッドが強調して紹介していたのは、ハードウェアは今までのHDの編集機のままで、Media Composerを最新バージョンに更新しただけで4Kに対応できるということだ。4Kの編集だからといってハードウェアをわざわざ買いたさなくてもいいというところがポイントと訴えていた。そのほかにも、エフェクトのレンダリングがバックグラウンドで行われるようにもなって、待ち時間がなく編集作業ができるというのも特徴とのことだ。

InterBEE2014_Avid_02 Media Composerの新バージョンの「Resolution」には、4096×2160、4096×1716、3996×2160、3840×2160などの解像度が選べるようになっていた InterBEE2014_Avid_03 タイムラインのピンクの部分がREDのR3DのAMAリンクによる無変換のもの。茶色の部分がDNxHRに変換したもの。DNxHRは4Kであってもコマ落ちせずに再生することが可能だ

強力になった報道支援システム「Japrs」とアビッドとの連携

西日本コンピュータから「Japrs」という報道支援システムがリリースされていて、ほとんどの放送局に導入されているが、アビッドとJaprsとの連携がたいへんにスムーズに行えるということもアピールしていた。特に強調していたのは今年実現したメタデータのやり取りの部分だ。完パケになった時点でメタデータは失われてしまっていたが、今年実現した新機能によって、元素材についていたコメントや著作権を完パケのメディア情報と共にメタデータとしてアーカイブできるようになったということだ。たとえば、アーカイブした素材を3年後に再編集をしようとした場合でも、重要なメタデータを保持したまま呼び出すことが可能になったという。

InterBEE2014_Avid_04 アビッドとJaprsの連携の一部分の例で、画面の中央にはJaprsの取材予定の項目の一覧が表示されていて、一覧の中からドラッグ&ドロップでMedia Composerに反映して、編集のシーケンスを作ることができるというデモが行われていた。クレジットをダブルクリックすると内容がでてきて、その情報を元にエディターは項目表を見ながら編集作業を行うというイメージだ。写真に映っている番組名の部分は掲載できないのでそこの部分だけ消去している

業界をリードしているS6とライブサウンド用ミキシングシステムS3Lを展示

オーディオのほうでは、S6とS3Lのシステムが展示されていた。メインはS6。従来なかったような考え方のコンソールで、一番大きな特徴は、これまでのコンソールではできなかったような視覚的なフィードバックであったり、波形の編集に関してもこれまで常識としてはDAWとパソコンの画面でやるという考え方だったのが、波形のトリムやクリップゲインの調整などがコンソール上でコントロールで敏速にできるようになっている。

また、最近のエンジニアの悩みとして、トラック数が異常に増えていてトラックを探すことに非常に時間がかかってしまうということがあるが、トラックマトリクスのビューを使ってアサインをすることにより、300トラックあったとしても必要なトラックに一瞬で移動して作業を始めることができるようになっている。サイズがモジュラー式なので、大きくもできるし、小さくもできる。小さいスタジオだが効率よく作業をしたいというシチュエーションにも向いているという。いろいろな形に適応ができて、エンジニアごとにカスタマイズができてDAWが一段進化した使い方ができる。Pro Toolsがハードウェアになっていくような感覚の進化を実現したものとアピールをしていた。

ライブサウンドシステムの「S3L」の特徴は、Ethernet AVBネットワークプロトコルを使っていて、ケーブル1本で何十チャンネルというアナログのシグナルを引き回すことができるところだ。ネットワークはAとBの2重になっていて、1本途切れても1本が生きていればそのまま繋がっている状態を保持できる。2本途切れたとしてもデジタルケーブルだと復活しなかったりすることがあるが、AVBのプロトコルは挿せばすぐに復活させることができるというのも特徴だ。また、MacはAVBのプロトコルに対応していて、Pro ToolsまでAVB1本でつなげられる。この機能を使ってS3のシステムに直接つないで、Macに64トラックのレコーディングが残すといったことも可能ということもアピールをしていた。

InterBEE2014_Avid_05 まったく新しいモジュール式の設計が特徴の「S6」 InterBEE2014_Avid_06 こちらは「S3L」。S3コントロールサーフェスとE3エンジン、Stage 16リモートI/Oで構成されている InterBEE2014_Avid_07 オーディオ関連のシステムを説明をして頂いたアビッドのプロオーディオ・セールスの田村行生氏(写真右)、Director,Audio.APACのCharles Te’taz氏(写真中央)、Audio Solutions Specialist ManagerのDave Tyler氏(写真左)

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[ DATE : 2014-11-27 ]
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