ポラロイドのブースはガジェットのかき集めのような感じはあるが、それでもブランド名の誇りをかけて4種類のカメラ製品をCES2015にて展示している。

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新製品はPolaroid iZone。なぜ今頃になって、iZoneというネーミングを復活させたのかは不明。約5センチ(2インチ)四方のキューブデザインで、8倍ズーム、フラッシュ機能を装備しているほか、三脚までビルトインされている。ソニーのレンズスタイルカメラと同じ使用感はあるが、Wi-FiやNFC経由でスマートフォンからiZoneのシャッターを切ったり各種設定をするようになっている。

違う点としては、スマートフォンとペアリングしなくてもiZone単独で写真を撮っておいて、後でスマートフォンと同期させてビューイングやシェアリングできる点だ。解像度は18メガピクセル。32MBの内蔵メモリに写真データを記録するか、スマートフォン側に直接記録するようになっている。

充電はUSBケーブルで行う。またUSBインターフェイスを持っているTVや他デバイスと繋げることで撮った写真データを映すことができるのは便利だ。価格は179.99ドルで今夏前には店頭に並ぶ予定。

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また車のダッシュボード上のカメラPolaroid Dashcamも発表した。これはダッシュカムメーカーGiinii製でポラロイドのバッジをつけたもの。昨年のCESでは、GoProがBMWと提携し、車内に取り付けたGoProカメラをダッシュボードから操作してドライブの様子を録画できるデモンストレーションを行っていたが、Dashcamもその名のとおりダッシュカムでありながら、車を運転中に共有したい外の景色などを自由に撮影してソーシャル上で共有できる楽しみを加えたものとなっているようだ。

映像解像度はフル1080p。静止画は3メガピクセル。視野角度は120度。ダッシュカムの仕様にあるG-SensorやGPSがついており、ループ記録ができる。スピード速度のアラートはボイスとスクリーンで表示。そのほかの主要なダッシュカムの機能にも対応している。電源は12V車のシガーソケットから取る。価格は記録メモリ容量によって変わるようで(最大32GB)、59.99~149.99ドル程度。今春に発売する予定。

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ビンテージのポラロイドカメラを思い出させるSocialmaticカメラは、昨年のブースでベータモデルが展示されていた。今日展示されているのは出荷開始されている製品版。レトロのポラロイドカメラの機能に現代のソーシャルネットワークをつなげ、カメラで撮ってプリントできるうえ、そのまま内蔵Wi-Fi経由でソーシャルサイトにアップロードできる。

フロントカメラは14メガピクセルのセンサー、バックには2メガピクセルのカメラレンズを搭載。LEDフラッシュ、4.5インチのタッチスクリーンを装備。写真はインク不要のZINK Zero Ink方式で専用紙に即座にプリントできる。写真データには独自のQRコードが自動で与えられるので、写真と一緒に印刷して後でフォローすることができるのも便利。写真データは内蔵の4GBメモリもしくはmicroSDカードに記録できる。価格は300ドル程度で、アマゾンなどのオンラインショップで購入できる。

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発売されてしばらくたつ35mm四方キューブデザインのライフスタイル・アクションカメラPolaroid Cubeは、小さいながら720p/1080pの映像と6メガピクセルの静止画が撮れる。記録メディアはmicroSD(32GBまで)で、記録時間は90分程度となっている。ボディは赤、黒、青の3色で、楽しめるマウントユーティリティが揃う。価格は99ドル。

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そのほかにも、ZINK Zero Ink方式のワイヤレス・モバイルプリンターや新タブレット(Polaroid Lシリーズ)、65インチ4Kテレビが参考出展されている。なお、Polaroid iZone、Polaroid Dashcam、Socialmaticカメラの日本国内での発売日程、価格は未定だ。

(山下香欧)