パナソニック株式会社は、1.0型の大型センサーや新開発ライカレンズ、LTE通信機能を搭載し、4K動画が撮影可能なデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」を2015年3月12日より2,000台の台数限定で発売する。希望小売価格はオープンで、市場想定価格は税抜12万円前後。

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LUMIX DMC-CM1は、4K(3840×2160)15pの動画撮影に対応するデジタルカメラ。大型1.0型高感度MOSセンサーや、新開発の広角で明るい「28mm F2.8 LEICA DC ELMARIT(エルマリート)レンズ」を搭載しており、歪みを抑え、ゴースト、フレアを低減する。画角は広角28mm(35mm判換算)。本体は幅約135.4mm×高さ約68.0mm×奥行約21.1mm(ボディ部約15.2mm)のポケットサイズで、DSLRと同様に、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロール等の設定が可能なコントロールリングも備えている。

カメラ有効画素数は2010万画素、絞りは多段虹彩絞り F2.8-11。ストレージ用メモリは16GB、RAMメモリは2GB、記録メディアはmicroSDXC/microSDHC/microSDメモリーカード。CPUはQualcomm Snapdragon801 2.3GHz(クアッドコア)を搭載。microSIMカードに対応したSIMロックフリー端末となっている。連続待ち受け時間は3G/4G(LTE)の場合約630時間、連続通話時間は3Gで約12時間。バッテリー連続撮影可能時間は4K15pで約100分だ。

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プリインストールされているアプリ「4Kプリ連写」は、シャッターを押した瞬間の前後それぞれ1.5秒間を1秒15コマの連写で記録し、45枚の写真から好きな1枚を選んで残すことができる。子どもやペットなど動く被写体の決定的瞬間を撮影するのに効果的だとしている。

また、LTE通信機能や、Android 4.4を搭載しており、プリインストールアプリによって撮影した写真の表示や編集ができ、写真を自動でオンライン保存が行える。Google Playからはさまざまなアプリをダウンロード可能だ。

その他にも、高精細約622万ドットの4.7型フルHDタッチパネルモニターや、撮影時に水平やあおりを確認できる電子水準器の搭載、RAW撮影や通話機能にも対応している。