写真左：KE097/T（オープンフレームタイプ）、写真右：KE097S/ST（パネルマウントタイプ）

株式会社エーディテクノは、組込用液晶ディスプレイKEシリーズの新製品として9.7型IPS液晶パネルを採用したタッチパネル搭載型液晶モニター「KE097T」「KE097ST」とタッチパネル非搭載型液晶モニター「KE097」「KE097S」の4機種を2015年3月18日より発売する。希望小売価格は全てオープン、市場想定価格はKE097T/STが税抜58,000円前後、KE097/Sが税抜60,000円前後。

KE097T/ST、KE097/Sは、解像度1024×768、視野角水平170°/垂直170°、コントラスト（900:1）の9.7型IPS液晶パネルを採用。LEDバックライトLCDモニターを採用し、発熱を抑えた低消費電力設計。HDMI・DVI-D・VGA・コンポジットのアナログ・デジタルの両信号入力インターフェイスを搭載。本体背面上部に搭載されたメニューボタンにより画角の設定等、各種設定が可能。ダウンスキャン機能を搭載しており、VGA接続時で最大1920×1200（WUXGA）、HDMI接続で最大1080pまでの映像信号を液晶画面に合わせて表示する事が可能だ。全モデルの本体背面にVESA規格のネジ穴を搭載。KE097/Tは組み込み機の裏側から埋め込むオープンフレームタイプ、KE097S/STは表側からはめ込むパネルマウントタイプとなっている。

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背面入力端子

タッチパネル搭載モデルのKE097T/STは、5線式抵抗膜を採用し、手袋などを装着した状態での操作も行える。付属のソフトウェアによりUSBケーブル制御でPC（Windows）と接続可能だ。