ニコン初、4K動画記録可能なレンズ交換式カメラ「Nikon 1 J5」が発売。新CMOS+画像処理エンジン採用、世界最速20コマ/秒連写を実現

2015.04.03

株式会社ニコンイメージングジャパンより、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1（ワン）」Jシリーズの最新モデル「Nikon 1 J5」が発売された。出荷時期は4月下旬（ボディー単体は受注販売）。Nikon 1 J5と開放F値1.8の単焦点レンズをバンドルしたダブルレンズキットなど、レンズと組み合わせたキットもリリースする。価格は全てオープン。ラインナップと同社オンラインショップの販売予定価格は以下の通り。

Nikon 1 J5 ボディーのみ：（税抜54,540円）
「Nikon 1 J5　標準パワーズームレンズキット」：1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM付き（税抜59,940円）
「Nikon 1 J5　ダブルレンズキット」：1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM、1 NIKKOR 18.5mm f/1.8付き（税抜72,900円）
「Nikon 1 J5　ダブルズームレンズキット」：1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 付き（税抜79,920円）

J5には、シリーズで初めて裏面照射型CMOSセンサーを搭載。有効画素数は2,081万画素。加えて新画像処理エンジン「EXPEED 5A」により、ISO感度160～12,800でノイズを抑えた高精細な描写が可能となった。

ニコンCXフォーマット・スーパーハイスピードAF裏面照射型CMOSセンサー

AF追従で世界最速の約20コマ/秒の高速連続撮影と世界最短の撮影タイムラグを実現し、黒つぶれや白とびを抑える「アクティブD-ライティング」や、明るい単焦点レンズでボケを活かした表現も得意とする。NFC対応のWi-Fi機能も装備。

104万ドットの3型チルト式タッチパネルで自撮りでも活躍するだろう

静止画のフォーマットはRAWかJPEGベース。動画はH.264/MPEG-4 AVCで4K（3840×2160）15p（14.99fps）、フルHD60p（59.94fps）やスローモーションも可能（1280×720で120fps。再生は29.97fps）。オーディオフォーマットはPCMで、音声記録にはマイク感度設定が可能なステレオマイクを内蔵している。

割り当てた機能をすばやく呼び出すことができる「Fnボタン」を採用し、グリップを握ったままで設定変更が行えるコマンドダイヤル、ボディーに手に馴染むホールディング性の高いグリップと本格的な撮影ができるよう、使用感にもこだわっているという。