株式会社エーディテクノは、同社が取り扱う韓国デジタルフォーキャスト社製の映像/音声信号変換・分配・延長製品「Bridge Mini」「Bridge Micro」シリーズの上位プレミアムシリーズ「Bridge X」より、5型タッチコントロールパネル搭載アップ/ダウン/クロス対応SDI/HDMIコンバーター「X_NEO1」を2015年5月20日に発売する。価格は未定。

※5/18追記:ファームウェア調整のため、発売日が2015年6月22日に変更となりました。市場想定価格は税抜10万円前後です。

X_NEO1は、マルチフォーマットSD/HD/3G-SDIとHDMIの入出力端子を搭載し、入力信号を相互にアップ/ダウン/クロスコンバートするフォーマット変換機能を搭載。SDIとHDMI出力端子から、接続した映像表示機器の対応フォーマットに合わせて同時信号出力することが可能。また、デジタルフォーキャスト社製品で初となる、操作用5型ワイドタッチパネル液晶をコンバーターに搭載。タッチパネル操作または本体上部のジョグダイヤルでの操作で、各種設定や出力フォーマットの選択が行える。

5型のコントロールパネルに入力映像プレビューや入力信号情報、最大8chまでの音声レベルを表示するオーディオレベルメータの表示が可能。タッチパネル操作にて入力信号のエラー情報表示、HDMI信号のHDCP有無の確認など、簡易的な信号測定が可能だとしている。本体の上下左右側面には1/4インチネジ穴を搭載しており、カメラ等への取付も可能だ。

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X_NEO1の背面部分

テストパターンジェネレーター機能を搭載しており、SMPTEカラーバー/パソロジカル/グレー/ブラックのテストパターン出力に対応(テストパターン信号は、1080i59.94にて出力)。また、キヤノン社製「LP-E6」とソニー社製「Lシリーズ」の互換バッテリーの取付に対応した専用バッテリープレート(オプション)をX_NEO1の背面に装着することで、X_NEO1のバッテリー駆動が可能だ。

なお、X_NEO1は2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2015のデジタルフォーキャスト社ブースにて展示予定(セントラルホール/C6614)。また、2015年5月21日・22日に東京(秋葉原 UDX)、2015年5月26日に大阪(グランフロント大阪)で開催される「After NAB Show 2015」のエーディテクノブースで国内初展示予定だ。