キヤノンは、同社の4Kビデオカメラ「XC10」の発売が2015年6月25日に決まったことを発表した。4月8日に発売日を2015年6月中旬と発表していたもので、希望小売価格はオープン、市場想定価格は税抜22万円前後。

XC10は、1画素あたりの受光面積が大きい1.0型高感度CMOSセンサーと、映像処理プラットフォームDIGIC DV 5、同社独自のビデオフォーマットXF-AVCを採用。4K動画の圧縮方式は、Intra Frameを採用し、最高305Mbpsで4K動画を記録可能。4K動画記録にはCFast 2.0カード、フルHD動画と静止画記録はSDカードを採用している。同社独自の映像記録Canon Logと高輝度部を滑らかに圧縮するワイドDRガンマを採用することで、12ストップの広いダイナミックレンジを実現し、高輝度部や暗部でも白とびや黒つぶれの少ない撮影が可能だとしている。