米ソニーピクチャーズホームエンターテインメント(SPHE)は現地時間2015年11月10日に、次世代BD「Ultra HD Blu-ray(以下:Ultra BD)」の対応ソフトを2016年初頭に発売することを発表した。リリース第一弾は「アメイジング・スパイダーマン2」「ソルト」「ハンコック」「チャッピー」「Pineapple Express(邦題:スモーキング・ハイ)」「スマーフ2」の6作品が予定されている。SPHEの次世代BD対応ソフトのリリースは、ハリウッド業界で20世紀フォックスに次いで2番目。フォックスからは「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」「X-MEN:フューチャー&パスト」「エクソダス:神と王」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」「ファンタスティック・フォー」が予定されている。

新しいUltra BD用パッケージはデジタル・エンターテイメント・グループ(DEG)のメンバーが共同でデザイン・開発したもの。メンバーには、アンカーベイエンターテイメント、HBOホームエンターテイメント、ライオンズゲート、パラマウント ジャパン ホームメディアディストリビューション部門、SPHE、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント、ユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメント、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントが揃う。メタリックシルバーのテキストとロゴを揃え、ブラック調のパッケージでエリート感を装う。

SPHEの発表文によると、2019年までに一億台を超える4K UHD TVが一般家庭で所有されるという推計が出ているという。Ultra BDを再生できるプレイヤーには、パナソニック社から再生対応プレミアムディーガ「DMR-UBZ1」が本日11月13日に国内で発売開始となった。

(山下香欧)