キヤノンブースは、世界中の映画、TV番組、コマーシャルなどの撮影現場で活躍しているCINEMA EOS SYSTEMや、4K放送用レンズのほか、先日開催されたCanon EXPO 2015 Tokyoに出展されていた製品のいくつかを出展した。

キヤノンブース 360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

ブース正面には「拡がる映像表現、あらゆる制作現場へ~4K by Canon」と掲げられた撮影コーナーが広く取られており、CINEMA EOS SYSTEMや、新開発のCMOSセンサーを搭載し、ノイズの少ない高画質映像を撮影可能な小型業務用フルHDビデオカメラXA35やXA30、XC10などのほか、4K対応の放送用ポータブルズームレンズCJ20e×7.8B IASE Sや4K対応のショートズームCJ12e×4.3B IRSE S / IASE Sなどがカメラに装着され並べられていた。

また、4K放送用フィールドズームレンズUHD DIGISUPER 90やUHD DIGISUPER 86、CINE-SERVO 50-1000mm T5.0-8.9を並べたコーナー、高感度多目的カメラME20F-SH、4KディスプレーモニターDP-V3010、DP-V2400、モバイルオートメーション制作プラットホームVideoliciousのコーナー、2.5億画素CMOSセンサー、次世代4Kプロジェクターなどの参考出展もあった。

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11月10日に発表になった2/3型センサー搭載カメラ用4KポータブルズームレンズCJ20e×7.8B

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EFシネマレンズの新製品としてCINE-SERVOレンズCN7×17 KAS S。スーパー35mmセンサーを搭載したカメラ用4K対応レンズで、EFシネマレンズとしては初めてドライブユニットを搭載したモデル。EFマウントのほか、PLマウントタイプがある

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4Kを超える光学性能を実現したフィールドレンズのフラッグシップモデルUJ86×9.3B ISS

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4K光学性能と高倍率・長焦点を両立したフィールドレンズUJ90×9B。4Kの光学性能を持ちながら、90倍の高倍率と810mmの長焦点距離を達成したモデルでキヤノン独自のシフト式光学防振機構を搭載している

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35mm相当サイズなどの大判センサーを搭載したカメラに対応したレンズとして、焦点距離17-120mmを達成したCN7x17 KAS S Cine-Servo 17-120mm T2.95(EF Mount)

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次世代4Kプロジェクター。5000lm。曲面投射対応ズームレンズを搭載しており、ドーム型スクリーンに投射可能。入力は3G-SDI×3またはHDMI

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業務用HDビデオカメラXA25の後継機種となるXA35。新記録モードとして高輝度優先とWide DRを搭載しており、青空や雲の立体感、水の透明感など中高輝度領域の階調性、色再現性、鮮鋭感が向上している

[InterBEE2015]キヤノンブース1 – Spherical Image – RICOH THETA

[InterBEE2015]キヤノンブース2 – Spherical Image – RICOH THETA

[InterBEE2015]キヤノンブース3 – Spherical Image – RICOH THETA

[InterBEE2015]キヤノンブース4 – Spherical Image – RICOH THETA