オリンパス株式会社は、手ぶれ補正機構を搭載したマイクロフォーサーズシステム規格準拠超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の発売日が2016年2月26日に決まったことを発表した。以前発売日を2016年2月下旬と発表していたもの。希望小売価格は税抜370,000円。

同レンズは、同社の交換レンズでは初めてレンズ内に手ぶれ補正機構を搭載。「OM-D E-M1ファームウェアVer.4.0/E-M5 Mark IIファームウェアVer.2.0」と組み合わせることで、ボディー内とレンズ内両方の手ぶれ補正機構のメリットを活かし、その2つが協調する新技術「5軸シンクロ手ぶれ補正」を開発したという。この技術により6段の補正性能が得られ、35mm判換算600mm相当での手持ち撮影を可能にする手ぶれ補正システムとなった。本体の重さは1,270g(三脚座除く)、長さは227mm(φ92.5mm)と小型軽量。17箇所の密閉シーリングを施した防塵防滴性能や-10℃の耐低温性能を搭載している。