EIZO株式会社は、24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG247X」を2016年6月3日に発売する。希望小売価格はオープン、同社直販サイトでの販売価格は税込191,160円。

ColorEdge CG247Xは、ColorEdge CG247の後継機で、広色域パネルを採用し、DCI-P3のカバー率は98%と広色域表示となり、Adobe RGB色域も99%再現。暗室の制作環境でも白浮きを抑えた引き締まった黒色を表示できるよう、コントラスト比も1500:1に向上しているという。電源を入れてから表示を安定させるまでの時間を7分から3分に短縮し、標準消費電力は、22Wと従来比で32%削減。付属の遮光フードはマグネット取付け方式を採用しておりワンタッチで取り付けが可能。

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正確な色表示を実現するための既存性能はCG247を踏襲。筐体にキャリブレーションセンサーを内蔵し、専用ソフトウェアColorNavigator 6/NXを使って規格や基準となるデバイスに合わせて表示調整が可能。表示品位を維持するための定期的な再調整も内蔵のキャリブレーションセンサーが自動で行う。

また、画像表示において特定の色をRGB立体上で個別に調整可能な3D-LUTを搭載。EBU、Rec.709、SMPTE-C、DCIなどの放送規格で定められた色域・ガンマを再現するモードを装備しておりプロジェクトの色基準に合わせて、モニター筐体の操作ボタンから表示を切替えて使用することができる。モニター管理者がネットワーク経由で遠隔に複数のモニターを一括管理できるソリューションColorNavigator Networkにも対応している。