ゲッティイメージズは、リオデジャネイロオリンピック2016(以下:リオ)とパラリンピックにおいて、IOCオフィシャルフォトエージェンシーとして、360°カメラや水中ロボットカメラなどの撮影機材やテクノロジーを駆使してオリンピックの様子を世界に発信するとしている。

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水中撮影で使用予定のロボットカメラ

同社は、今回のリオにスポーツ撮影で実績のあるカメラマンを含む120名以上のチームを派遣。リオ期間中は150万点以上の写真を撮影し、その中から厳選した約85,000枚を世界に配信する予定だ。また、撮影した素材は、会場にいるカメラマンと現地のオリンピックプレスセンター内にいる同社編集スタッフを約100kmの光ファイバーケーブルで繋ぎ、現地で撮影した素材をカメラから同社専用サイトまで最短120秒で届けることが可能だとしている。同社がリオで使用する技術とテクノロジーは以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

■360度カメラ
リオでは、ゲッティイメージズのカメラマンは全員360度カメラを使用し撮影します。オリンピックのシーンを現地で観ているような臨場感あるイメージをお届けします。

■ロボットカメラ
人間が撮影することが難しい頭上からの撮影や水中撮影はロボットカメラを使用します。これにより真上から水面下までを撮影することが可能です。陸上競技、体操、水泳を含む10の会場の天井や水中にロボットカメラを設置します。

■ギガピクセル(超高解像度)
オリンピック関連団体や商業目的に利用する企業に向けてギガピクセル(超高解像度)のスペシャリストが主要イベントで360度パノラマカメラを使用し撮影します。