アストロデザイン株式会社は、同社のプロトコルアナライザ「VA-1842」が、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)Ver2.2のコンプライアンステスト(CTS)の試験機としてDigital Content Protection, LLCより認証されたことを発表した。

CTSの試験機として認証されたことにより、VA-1842を使用してHDCP 2.2の機能に準拠した信号発生及び信号解析、ロゴ認証試験が可能となり、HDMI2.0で定義されている4K/60pフルスペックの映像コンテンツの保護に関する試験にも対応可能で、日本初のHDMI2.0フルスペック対応のHDCP試験機だとしている。

同機1台で、ソース機器(BDレコーダ、チューナ、STB)、リピータ機器(AVアンプ、サウンドバー)、シンク機器(TV、PJ等の表示器)と言われる製品区分全ての機器に対して、コンプライアンステスト試験を実施することが可能。同社では、HDMI 2.0を策定するHDMI Forumに参加し、規格策定の段階から技術協力をしている。