ドイツで9月2日から7日まで行われているIFA2016にて、Lenovoからアクセサリーデバイスがモジュール式になったスマートフォン「Moto Z」のアクセサリー「Moto Mods」の新しいデバイスが紹介されている。Lenovoは2年前に、Googleから世界販売トップ3に入るスマートフォン製品を扱うモトローラのモビリティ部門を買収している。

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同社はハッセルブラッドと提携し、今回Moto Modsにハッセルブラッドの「TrueZoom」が新しく加わった。

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TrueZoomは、モバイルMoto Z(およびMoto Z Play)本体とマグネット式で装着して使用。カメラとしての機能および動作はカメラ本体に委ねるもので、スマートフォン本体のカメラは使わず、また他のMoto Modsラインと違い、自身で電源を持っておらず、スマートフォン本体から供給される。

カメラセンサーは1/2.3型BSI CMOSを採用している。焦点距離は4.5mm~45mm(25mm~250mm、35mmフィルム換算)、マクロは5cm。

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F値はF3.5-6.5で、室内や低光のショットでは厳しい。静止画は12MP(JPG、DNG-RAW)、動画は1080p30fps(Mpeg4)が可能。スマートフォンカメラとさほど大きく変わらないが、10倍の光学ズームが利用可能となっている。

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DNG-RAWで捉えた静止画データはポスト編集に役立つ

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TrueZoomを起動すると、自動的にスマートフォンの専用アプリも起動する。また、撮影モードや色彩効果など、単体のデジタルカメラと同様の機能のほか、キセノンフラッシュが搭載されている。撮影したデータはスマートフォン本体内部および外部microSDに保存するか、Googleフォト経由でクラウド上に保管、管理が行える。

ハッセルブラッドTrueZoomの正規価格は299ドルで、9月中に発売開始の予定。なお、ハッセルブラッドでは同製品を、ハッセルブラッド誕生75周年を期して展開している「4116 Collection」での最初のコラボレーションとして紹介している。

Moto Modsラインアップには、JBLのスピーカーや専用プロジェクターなどが揃う

(山下香欧)