ソニーは、2/3型イメージセンサーを搭載した4K対応XDCAMショルダーカムコーダー「PXW-Z450」を2016年12月に発売する。希望小売価格は税抜3,500,000円。

PXW-Z450は、新開発の2/3型Exmor R CMOSイメージセンサーと信号処理LSIの搭載により4K撮影時でもF10の高感度、S/N61dBの低ノイズを実現。従来の2/3型イメージセンサーを搭載したHDショルダーカムコーダーと同様にB4マウントレンズが利用可能。本体の軽量設計およびレンズ装着時の重心位置の最適化を行っており、肩担ぎの状態で最適な重量バランスを実現したとしている。

記録フォーマットは、XAVCを採用し、4K/HDでの59.94p記録が可能。また、MPEG HD422、MPEG HDコーデックにも対応している。ネットワーク機能を内蔵しており、ワイヤレスLANアダプター「CBK-WA02」や、USB LTEドングル、あるいはイーサーネットケーブルを接続することにより、4K/HD収録しながらのライブストリーミングや、FTPサーバーやクラウドサービスへのプロキシファイルの転送が可能。また、フルHD有機ELビューファインダー「HDVF-EL30」「HDVF-EL20」などの、さまざまな同社製ビューファインダーにも対応している。

なお、PXW-Z450は2017年度中のソフトウェアアップデートにより、4K/HD同時記録、SDIでの4K/59.94p出力に対応予定。