全世界で1億人のアクティブユーザーを誇る、サブスクリプション型の音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」が10月1日より国内サービスを開始した。無料利用(フリーミアム)提供は、日本の音楽配信サービスとしては初という。日本は、今年3月にサービス開始したインドネシアに続き60カ国目。

同サービスはiOS、AndroidアプリもしくはPC上で利用可能となっており、プレイステーションと連携する「PlayStation Music」も展開する。Spotifyはエントリー制で、サービス利用の際には登録メールアドレスに届く招待コードを使用する。広告付きで無料聴き放題に加え、月額980円のプレミアムサービスがそろう。広告フリーのプレミアムサービスでは、無料サービスで最高160Kbps(OGG Vorbis)のビットレートが最高320Kbpsとなり、音質が向上する(Apple Musicは最高256Kbps(AAC)。またダウンロードしてオフラインで聴けるうえ、好きな音楽をリストして聴けるオンデマンドも無制限で利用可能となる。

4000万曲以上がライブラリに揃っており、歌詞表示でカラオケとして利用も可能。また日本向けに100万個のプレイリストが用意されている。

(山下香欧)