ローランド 360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

ローランドは、昨年と同様にビデオ系とオーディオ系にブースを向かい合わせに分けて出展。HD AVミキサーVR-4HDのほか、マルチフォーマットビデオスイッチャーV-1200、手軽に使える3G-SDI/HDMI対応HDビデオスイッチャーV-1SDI、V-1HD、96kHz対応のデジタルオーディオミキサーO・H・R・C・AM-5000/5000C、ライブミキシングコンソールV-Mixer M-300/200i、24bit/192kH対応のフィールドレコーダR-88/44など多彩なビデオ、オーディオ機器を出展した。

V-1HDに引き続きNABで発表されたV-1SDIは、HDMIとSDIに対応しており、スケーラーやダウンストリームキーヤーを搭載している。4つある入力のうち1chと2chが3G-SDI入力、3chが3G-SDIまたはHDMI入力、4chがHDMIでスケーラーが搭載されている。4chはHD以外のビデオフォーマットにも対応可能で、DSKはこの4chを利用するようになっている。DSKはクロマキーまたはルミナンスキーによる合成が可能となっており、サイズや表示位置などの設定も可能で、PCなどを接続して手軽に文字やロゴをスーパーできる。

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V-1SDIとV-1HDの比較表

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左のモニターはV-1SDIからのモニター出力、中央が本線系、右がブラックマジックデザイン社のモニター付きレコーダー、右のPCはコントロールソフトウェアがインストールされており、PCからV-1SDIをコントロールできる。これだけの機材で簡単にシステムをコンパクトに組むことが可能

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V-1SDIとATOMOS社のレコーダーによるライブ収録のデモ

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マルチフォーマットビデオスイッチャーV-1200によるライブイベントおよびブロードキャストソリューションのデモ

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デジタルオーディオミキサーO・H・R・C・AM-5000。128chの入出力を自由に割り当てられるほか、2基のオプションスロットを装備しており、このスロットにREAC、Dante、MADI、SoundGridなどのインターフェイスオプションモジュールを装着することでさまざまなシステム構築が可能