マルチチャネルシグナルプロセッサ「FA-505」

株式会社朋栄は、2017年1月26日(木)~27日(金)の2日間、東京・ベルサール秋葉原にて開催される「4K制作ワークショップ2017」に出展する。HDR・広色域・ハイフレームレートなど次世代4K/8K制作に不可欠な機材を紹介する。主な出展製品は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

<ブース展示製品>1F展示ホール

■オールラウンド・フレームシンクロナイザFA-505

入出力各5系統のルーティング機能を搭載したシグナルプロセッサ。カラーコレクタを標準で搭載しているほか、3G-Level A/B変換や各種オーディオ変換機能を実装した多機能プロセッサ。HDR/SDR変換と標準色域/広色域変換に対応しています。

■4K/HD信号発生器ESG-4000[朋栄YEMエレテックス]

Quad Linkによる4Kビデオ信号(3G-SDIx4)は2系統各2分配、HDビデオ信号(HD-SDI)は2系統各3分配を出力可能な信号発生器。3G-SDI信号はLevel-A/Bいずれも利用でき、Square Division(SQD)/2-Sample Interleave Division(2SI)のマッピング方式と、3840x2160p/4196x2160pの解像度を組み合わせて出力することが可能です。4Kテストパターンの色域は、フレームパターンの場合を除き、ITU-R BT.2020/BT.709から選択可能です。

■リニアマトリクス色域変換器LMCC-8000[朋栄YEMエレテックス]

8K信号の1.5G/DGと3G/DG、フルスペック8Kの色域およびダイナミックレンジ変換を相互に行うことが可能なリニアマトリクス色域コンバータ。色域変換式は最大8種類まで、ダイナミックレンジ変換の伝達関数についても最大8種類までの登録が可能。

※日本放送協会様との共同開発製品

■4K/8K字幕データ制作システムNeON-SHV[朋栄アイ・ビー・イー]

スーパーハイビジョン放送(8K、4K)とハイビジョン放送(2K)の放送字幕に対応した字幕データ制作システム。従来機種の優れた操作性や機能をそのままに、スーパーハイビジョン放送用字幕データ用に、更にスピーディで、よりスマートな制作環境を提供します。

※日本放送協会様との共同開発製品

■フル4K対応高速度カメラFT-ONE-LS

スポーツ中継のスローモーション撮影やCM/映画の高速度撮影など幅広く活用されるようになってきたFT-ONEシリーズ。新開発のイメージセンサの採用により、暗部ノイズを低減。放送用B4マウントレンズの常用利用が可能になりました。スーパースロー映像とライブ映像の同時出力機能を持ち、さまざまなライブ撮影用カメラとの混在利用をすることが可能。色合わせを容易にする24軸カラーコレクション機能も搭載しています。本体のベースステーションからカメラヘッドを外して撮影場所を変更する間にも、ベースステーションは独立して運用することができ、スーパースロー映像を送出できます。スポーツ/ライブイベント現場でのスーパースロー撮影に最適なモデル。