NHKは、8Kスーパーハイビジョンを火山活動の分析に活用した番組「8Kスーパーハイビジョン 超高精細映像で災害に立ち向かう」をスーパーハイビジョン試験放送で放送すると発表した。放送日時は4月13日(木)と4月14日(金)、両日とも16時30分より。

同番組は、桜島南岳の山頂付近にある火口に雨水が高温に熱せられた火山湖を発見し、水面の泡や熱水が対流する様子などを映し出す。スーパーハイビジョン試験放送の番組は、全国のNHK放送局に配備した専用の8Kテレビで視聴することができる。

また、4月16日(日)11時30分から、Eテレの科学と技術をテーマにしたテレビ番組「サイエンスZERO」にて、避難計画の策定や遠隔医療の分野などで8K映像の応用を試みる現場に密着した「防災から医療まで活用!8K スーパーハイビジョン」をオンエアする。8Kスーパーハイビジョンカメラによる空撮映像を地震や防災の専門家が分析すると、これまでの航空写真では捉えることができなかった新たな地震断層や亀裂が次々と発見されたという内容を紹介する。