写真左:メモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-MDR25」
写真右:コンパクト・カメラヘッド「AG-MDC20GJ」

パナソニック株式会社は、メディカル用途向けメモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-MDR25」、および4Kコンパクト・カメラヘッド「AG-MDC20GJ」を新「POVCAM」として2017年6月に発売する。希望小売価格はオープン。以前開発発表していたもの。

AG-MDR25は、SDXC/SDHCメモリーカード対応のダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー記録により長時間の連続記録が可能。AG-MDC20GJと別売りの専用ケーブルで接続し、4K(3840×2160)FHDプレグレッシブ映像の収録が可能で、カメラの操作をレコーダー側で行える。スキャンリバース機能を搭載し、天吊撮影に対応した画像反転モードも搭載している。

光学20倍ズームレンズ、16:9画面3.5型約115万ドットのタッチパネル式LCDモニターを採用。マイク/ライン入力、HDMI出力に加えて、LAN端子を装備。PC/タブレットからカメラリモート(ズーム、フォーカス、アイリスほか)が可能。また収録中にPC/タブレットでモニタリング、また収録後に収録ファイルのFTPサーバー転送も行える。

AG-MDC20GJは、光学20倍ズームレンズ、16軸独立色補正機能、無影灯色再現モード、無影灯の高輝度下においても絞りすぎによる解像度劣化を防止し、適切な明るさに調整可能な光学NDフィルターの設定、アーム作動時の撮影でも映像の振れを抑える5軸ハイブリッド画揺れ補正などを装備している。

なお、AG-MDR25およびAG-MDC20GJは2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2017の同社ブース(セントラルホール/C3607)にて展示予定。