写真左:メモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-UMR20」
写真右:コンパクト・カメラヘッド「AG-UCK20」

パナソニック株式会社は、業務用メモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-UMR20」、およびAG-UMR20専用オプションのコンパクト・カメラヘッド「AG-UCK20GJ」によるポータブルレコーダーシステム新「POVCAM」を2017年6月に発売する。希望小売価格はAG-UMR20が税抜380,000円、AG-UCK20GJが税抜250,000円。以前開発発表していたもの。

AG-UMR20単体では3G-SDI入力(23.98PsF対応)からHD(1080/59.94p)収録が可能。SDXC/SDHCメモリーカード対応のダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー記録により長時間の連続記録が可能。新たにLAN端子を備え、IP接続による外部からのリモートコントロール、ネットワークへのストリーミング出力を実現。同社リモートカメラシステムとの連携も可能だ。

そのほかにもHDMI出力、マイク・ライン入力などの機能をハンディサイズの小型軽量ボディ(約590g)に搭載。さらに、専用オプションのコンパクト・カメラヘッドAG-UCK20GJを使用することにより、4K(2160/29.97p)収録が可能となる。

コンパクト・カメラヘッドAG-UCK20GJは、広角・20倍ズーム、16軸独立色補正、5軸ハイブリッド画揺れ補正、赤外線撮影、NDフィルターなどを装備。専用ケーブル(別売:最長20m)で接続したAG-UMR20からカメラコントロールが可能。またAG-UMR20のカメラリモート端子を用いてRECスタート/ストップ、ズーム、フォーカス、アイリスの手元操作が行える。

なお、AG-UMR20およびAG-UCK20GJは2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2017の同社ブース(セントラルホール/C3607)にて展示予定。