池上通信機株式会社は、新開発の2/3型CMOSセンサーを搭載したマルチフォーマット対応HDカメラ「UnicamHD HDK-73」を2017年6月に発売をする。希望小売価格はオープン。

HDK-73は、2/3型CMOSセンサー搭載により、F12の高感度とS/N60dB、低ノイズでクリアな映像を実現しているという。機能面では、フォーカスアシストや収差補正などの従来機能に加え、新たにHLG(Hybrid Log-Gamma)ガンマカーブによるHDR機能を搭載。

システム運用時には、ファイバアダプタ「FA-55」とベースステーション「BSF-55」との組み合わせを標準構成とし、運用に応じてUnicamHDシリーズの各種アダプタが選択可能。その他にも、ビューファインダやシステムエクスパンダなど、UnicamHDシリーズの周辺機器と互換性を持ち、既存のシステムを流用した運用が行える。

なお、HDK-73は、2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2017の同社ブースに展示予定(セントラルホール/C7217)。