※写真はNAB2016 NewTekブースの様子

NewTekの発表によると、2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されているNAB2017にて、40以上の出展企業が無償のNewTek NDIテクノロジーを組み込んだ製品によるデモンストレーションを行い、ソフトウエアベースのIPワークフローを展開しているという。

NDIは、既存のイーサネットネットワークベースでライブプロダクションIPワークフローを実現する、ネットワークデバイスインターフェイス。NDIによりビデオシステムはIP経由で相互に識別し、高品質、低遅延、フレーム精度のビデオおよびオーディオのストリームを、リアルタイムでエンコード、送受信が可能。

NABで公開されているNDI対応製品の多くは、展示会施設内のLANを使用して各社ブース間で、ビデオおよびオーディオソースを双方向で送信している。これには、NDI対応IPプロダクションシステムが集まるパブリオンNDIセントラルブース(サウスホール/SL5421)と、同社ブース(サウスホール/SL5016)内の企業も含まれる。

またBroadcast Beatが制作担当しているNAB Show Liveスタジオ(ノースホール)とStudioXperience(サウスホール/SL2425)は、NDIを使用し、コンベンションセンターのLAN経由でビデオソースを共有している。

同社社長兼CTO(最高技術責任者)のアンドリュー・クロス博士は、次のようにコメントしている。

クロス博士:40以上のNDI対応製品はすべて、NABショーのネットワーク上で相互運用できます。NABショーは、NDI対応製品が一度に揃うため、NDIのパワーと規模の大きさを実証できる最適な場です。今年のNABショーでは、NewTek NDIを使った、業界最大規模のIPベースワークフローをご覧いただけます。