AJA Video Systemsは、HDマルチ収録と、4K/UltraHDシングル収録に対応する「Ki Pro Ultra Plus」を発表した。近日発売予定で希望小売価格は税別563,000円。

Ki Pro Ultra Plusは、HDマルチチャンネルモードでのマルチカム撮影と、シングルチャンネルモードでの4K/UltraHD収録、プレイバックが可能なレコーダー/再生デバイス。形状はコンパクトで操作も容易なスタンドアローン型の2RUハーフラックサイズを採用。3G-SDI、HDMI 2.0、オプションの光ファイバー接続など、幅広くI/Oへの適合性と接続性を備えている。コーデックは、プロダクションで広く普及しているApple ProResとAvid DNxHD MXFに対応する。Ki Pro Ultra Plusの仕様は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • フレキシブルなHD収録オプション:1、2、3もしくは4チャンネルを最大1080 60pのHD収録が可能、各チャンネルはそれぞれ独立してProResコーデックプロファイルをサポート
  • Apple ProResまたはAvid DNxHD MXFで4K/UltraHD/2K/HD収録
  • HDMI 2.0対応により、最大4K/UltraHD 60fpsでフル4:2:2/4:4:4のキャプチャと出力
  • Apple ProRes 4444とProRes 4444 XQのエンコーディング向けの12ビット入力に対応、HDMI 2.0の入出力でも対応
  • 電源が落ちてしまった場合でも、組み込みのKi Protectで収録内容を保護
  • ファイバーケージ、3G-SDI、HDMI 2.0を含む放送ビデオへの多様な接続性
  • エンベデッドSDIもしくはHDMI、AES/EBU、アナログ経由のマルチチャンネルオーディオに対応
  • 一般的なウェブブラウザを経由し、現場やスタジオからリモートでのモニタリング、操作や設定を可能にしたWebUI
  • コンパクトな2RUの高さと、ハーフラック幅のフォームファクタ
  • 信頼性が高く堅牢なAJAのPak SSDメディアへ収録、オプションでeSATAへも収録可能
  • 定評のあるAJAの3年間国際保証