KDDIは、NHK(日本放送協会)と共同で5月中に第5世代移動通信システム(5G)を活用した放送分野における映像配信の高度化を推進するための実証実験を開始することを明らかにした。

本実験では、5Gの特徴である高速・大容量を生かし、移動中における8K映像の伝送を実施する。2018年以降には、実際のスタジアムなどの環境で、8K映像の中継や配信を想定した実証実験を計画しているとのこと。8Kカメラでとらえた世界の一流アスリートの熱戦の模様を手元の端末で視聴、加えて複数の高精細カメラ映像を端末で自由に切り替えて視聴できるといった、新たなスポーツ観戦スタイルの提供を目指す。

(ザッカメッカ)