RED Digital Cinemaは、7月6日9時(日本時間7日1時)より発表すると予告していたホログラフィックのマルチビューや2D、3D、AR/VR/MRの表示機能を搭載するスマートフォン「HYDROGEN ONE」を発表した。チタン製筐体が1,595ドル、アルミ製筐体が1,195ドルで予約を受け付けている。発売は2018年第一四半期。

HYDROGEN ONEは、スタンドアロンのロックされていないマルチバンドのAndroid OS搭載スマートフォン。5.7インチのプロフェッショナルHYDROGENホログラフィックディスプレイを搭載しており、眼鏡をせずにコンテンツを楽しめるのを特徴としている。

※現段階ではスマートフォンなのかプレイヤーなのかは言及はない。

また、HYDROGENシステムには最新の高速データバスが組み込まれており、モジュラーコンポーネントシステムを使って拡張することも可能になるという。発売時には大きく機能変更も考えられる。これまで3DやVRなどを体験するにはヘッドセットゴーグルや専用メガネが必要で、煩雑になることが多い。今回の発表は、これに対するREDからの新解答なのかもしれない。さらなる詳細情報が出次第さらにお伝えしていきたい。

HYDROGEN表示機能
  • 2Dコンテンツを通常はフルスクリーン解像度で表示
  • ホログラフィックRED Hydrogen 4-Viewコンテンツ(H4V)を表示可能
  • ステレオ3Dコンテンツを表示可能
  • 2D/3D VR、AR、MRを表示可能