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Blackmagic Design製品事例:イケダケイ氏が手がけたミュージックビデオの場合

2017-10-11 掲載

Blackmagic Designの発表によると、株式会社イサイの代表で撮影監督/映像作家/脚本家のイケダケイ氏が、URSA Mini Pro 4.6Kを使用してKOTORIやヒステリックパニックなどのミュージックビデオを撮影したという。イケダ氏はミュージックビデオやコンサート映像の演出および撮影のほか、ショートフィルムやインディーズの長編映画の制作も行っており、音楽ものを中心とした映像作品を手がけている。

イケダ氏:URSA Mini Proを初めて使ったのは、KOTORIのミュージックビデオ「Blue」でした。クライアントからフィルムで撮って欲しいという依頼があって、さすがに予算的にも難しかったためなるべくそのルックに近いものを、とカメラを探していてURSA Mini Pro 4.6Kにたどり着きました。スチールレンズの単玉にアナモフィックのアダプター(SLR Magic)をつけて、センサーモードを3Kアナモフィックにして撮影しました。

撮影後はDaVinci ResolveのRAW設定でデジタル現像を行い、そこで作品のイメージに合わせてルックを決めたという。また同じスチールレンズとURSA Mini Proの組み合わせで、ヒステリックパニックのミュージックビデオも同時期に手がけ、その後PassCodeのミュージックビデオ撮影でもURSA Mini Proを使用した。

イケダ氏:こちらの作品はキヤノンシネマレンズのプライムレンズを使い、撮影しました。DPでの仕事だったので自分では編集しませんでした。そのため、監督が編集しやすいようにProResで収録し、データを渡しました。オフライン編集後のグレーディングは私が行い仕上げました。自分が監督する場合はRAWで撮影することがほとんどですが、監督によってProRes収録のオプションがあるのは、こういう場合に便利ですね。

はじめてこれらの作品でURSA Mini Proを使いましたが、やはり圧倒的にダイナミックレンジが広くてきれいな画が取れます。そのあと、KOTORIの「6月」という曲でもURSA Mini Proを使いました。この時はキヤノンのシネマプライムレンズをつけてRAWで撮影しました。透明感を出したかったので「Blue」のときよりもDaVinci Resolveで黒を締めています。

イケダ氏:その後、何組か別のアーティストのミュージックビデオでもこのカメラを使いました。作品によってPLレンズを使ったり、EFレンズを使ったりできて自由度が高いですね。ハイスピード撮影もいろいろな仕事で使いました。また非圧縮RAWと圧縮RAW、どちらも撮影してみましたが、正直、圧縮RAWでも非圧縮との違いがわからないほどきれいに撮れました。

イケダ氏:ミュージックビデオではなく、Web CMでもURSA Mini Proを使いましたが、こちらではクックのアナモフィックレンズを使って撮影しました。実は、このクライアントとは以前も仕事をしていて、そのときは別メーカーのシネマカメラで撮影をしていました。カメラの価格はそちらの方がはるかに高額で、もちろん結果にも喜んでいただけたのですが、今回のURSA Mini Proとクックのレンズの組み合わせで撮ったCMのルックの方がさらに好きだと言われました。

URSA Mini Proの良さはダイナミックレンジの広さや画質はもちろんですが、ほかにもカメラの取り回しの良さが挙げられます。本体だけでも撮影できてしまう手軽さはかなりメリットですね。カメラにいろいろ周辺機器をつけないといけないと撮影規模も大きくなってきてしまい、1人でよかったはずのアシスタントが2人必要になることもあります。そういった面でもURSA Mini Proはかなり使いやすいカメラですね。


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[ DATE : 2017-10-11 ]
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