株式会社朋栄は、4K/HDインジェストレコーダ「MXR-400」を2017年10月末に発売開始した。希望小売価格は税別290万円。

MXR-400は、MXFファイルによる収録または再生に対応した1Uサイズのビデオサーバ。専用アプリケーションを使用することなく、同一ネットワーク上にあるPC/MacからWebブラウザを使用してコントロール可能。収録/再生用ディスクにはRAID1(ミラーリング)構成のSSDを採用。リダンダント電源も標準搭載している。

ハードウェアコーデックを搭載しており、4K UHDで1系統の入力または出力、HDであれば2系統の入力または出力が可能。4Kでは、XAVC Intra Class 300準拠のH.264 High422 Intra 600Mbpsで、HDではXAVC Intra Class 100準拠のH.264 High422 Intra 100Mbpsを利用できる。オプションにより、4KでXAVC Long422相当のH.264 10bit 4:2:2 Long GOPをサポートする。

また、ノンリニア編集ワークフローと連携可能で、収録中の映像を分割MXFファイルとしてNASに出力でき(最長6時間)、ノンリニア編集ソフトウェアを使用した追いかけ編集が行える。フォルダ共有を行うことで、外部PCから内蔵SSDの読み書きも可能となる。ノンリニア編集ソフトウェアからNASに書き出されたMXFファイルを、MXR-400から直接再生することも可能だ。

今後、MXR-400をIP伝送装置としても利用可能にするオプションも提供予定。2台のMXR-400をそれぞれ送信機・受信機として使用し、1Gbps帯域で4K素材の高品質リアルタイム伝送が可能。MXFファイルと同等の伝送ラッピング形式を採用しており、IP伝送においても受信側でトランスコードすることなくMXFファイルとして収録/編集でき、同時にSDI出力も行えるとしている。製品の主な特徴は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • HD 2系統または4K UHD 1系統の入力または出力が可能
  • H.264 High422 Intra/Long GOPのハードウェアコーデックを搭載※3
  • 収録ファイルをNASに出力可能。MXFファイル分割機能により、収録を止めずに収録済みの映像を編集可能
  • フォルダ共有で外部PCから内蔵SSDの読み書きが可能
  • NAS上のMXFファイルの直接再生が可能
  • Webブラウザからの制御が可能

(※3)H.264 Long GOPへの対応はオプションです。

なお、MXR-400は2017年11月15日から17日まで千葉県・幕張メッセで開催中の国際放送機器展「InterBEE 2017」の同社ブース(ホール4/No.4311)にて展示されている。