HDポータブルカメラ「HXC-FB80」

ソニーは、2/3型3CMOSイメージセンサー搭載の3G伝送対応HDポータブルカメラ「HXC-FB80」と、4Kアップコンバート出力にも対応したカメラコントロールユニット「HXCU-FB80」を2018年1月に発売する。希望小売価格は以下の通り。

カメラコントロールユニット「HXCU-FB80」

HXC-FB80は、カメラコントロールユニットHXCU-FB80との接続で、最長600mの信号伝送と給電に対応したカメラシステムの構築が可能。またバージョンアップにより、HLG(Hybrid Log-Gamma)によるHD HDR撮影にも対応予定(2018年度中に対応予定)。HXC-FB80およびHXCU-FB80の主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

■3G伝送対応
3G対応により1080/59.94p信号が伝送できるほか、1080/59.94i信号を2系統同時に伝送することが可能です。カメラ映像とは別にHD映像を伝送するHDトランクやHDプロンプターといった運用が可能です。例えば、「HXC-FB80」のカメラ映像とサブカメラの映像を同時に伝送することができます。

■4K映像のアップコンバート出力
カメラコントロールユニット「HXCU-FB80」から、4K(3840×2160/59.94p)信号にアップコンバートして出力することが可能です。3G SDI×4または12G SDIでの出力に対応しており、12G SDI出力時には同軸ケーブル1本で4K映像が出力できます。

■マルチフォーマット対応
1080/59.94p、59.94i、29.97PsF、23.98PsFフォーマットに対応しています。

■フィルターサーボ内蔵
フィルターサーボ内蔵により、NDフィルターのポジションをコントロールパネルからリモートで操作することができます。

■従来機との接続互換
従来機「HXC-FB75」、「HXCU-FB70」やマルチパーパスカメラ「HXC-P70」との相互接続が可能です。既存システムへの追加にも柔軟に対応できます。

※3G伝送や4Kアップコンバート、HD HDRは、「HXC-FB80」と「HXCU-FB80」の組み合わせのみ対応します