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Blackmagic Design製品事例:フォール・アウト・ボーイの世界ツアー「MANIA World Tour」の場合

2017-12-13 掲載

© Elliott Ingram

Blackmagic Designの発表によると、グラミー賞ノミネート歴を持つアメリカのロックバンド、フォール・アウト・ボーイの世界ツアー「MANIA」のIMAGおよびオーディオビジュアルに、Blackmagic Designのライブプロダクションワークフローが使用されたという。Blackmagic Design Micro Studio Camera 4KおよびTeranex AVスタンダードコンバーターが同ツアーの撮影および信号変換に使用され、ATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kライブプロダクションスイッチャー、MultiView 16モニター、SmartVideohub 40×40、SmartVideohub CleanSwitch 12×12ルーターなどの製品も使用されている。

フォール・アウト・ボーイは、2005年にアルバム「From Under the Cork Tree」をリリースして以来、「Sugar、We’re Goin Down」、「Dance、Dance」、「Centuries」などのヒット曲を飛ばし、2006年にはグラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされている。フォール・アウト・ボーイの新アルバム「MANIA」は、2018年1月19日に発売予定。これに先駆け、同バンドは2017年10月にMANIAツアーをスタートした。なお、同ツアーのオープニングアクトには、ジェイデン・スミス、Blackmearが参加している。

© Elliott Ingram

シカゴに拠点を置くプロダクションデザイン会社So Midwest, Incのプロダクションデザイナーであるロブ・ジブソン氏は、撮影用のセットアップを設計した。主観ショット(POV)用に10台のMicro Studio Camera 4Kをステージと中央の通路に設置し、さらにより広角の包括的なショット用に3台のBlackmagic Studio Camera 4Kを会場の高い位置に設置した。すべてのカメラフィードは、バックステージの機材ラックに設置された2台のMac Proに送信され、そこからTeranex AVへと送信されてHD-SDIへと変換された。

ジブソン氏:Micro Studio Camera 4Kは目立たないように設置でき、カメラマンを配置する必要がない上、驚異的な画質が得られます。今回のプロジェクトにもってこいのカメラでした。実はドラムセットにもこのカメラを設置しています。

Studio Camera 4Kは幅広いダイナミックレンジに対応しており、Micro Studio Camera 4Kの映像とマッチします。また、大画面のビューファインダーを搭載しているのでカメラマンは撮影中の映像を確認でき、さらに1本の光ファイバーケーブルで1,500フィート(約457メートル)の距離を送信できます。様々なショットを様々なアングルで撮影できるので、視聴者にとってダイナミックなコンテンツを作成できます。

© Elliott Ingram

ジブソン氏:Teranex AVはメディアサーバーからの出力のスケーリングやフォーマット変換が可能で、遅延はほとんどありません。Teranex AVは非常にフレキシブルに使用できます。そしてコンサートでは低遅延であることが非常に重要なんです。オーディエンスはスクリーン上のクローズアップと実際のステージが同期していることを望みますからね。

フィードはTeranex AVから、Videohub Smart Controlを取り付けたSmart Videohub CleanSwitch 12×12へ、そしてATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kへと送信され、ライブプロダクション用のスイッチングが行われる。SuperSourceの実行や、会場のLEDウォールへのスイッチングには、ATEM 2 M/E Broadcast Panelが使用されている。

また、機材ラックには、Smart Videohub 40×40(IMAGスクリーンに映像をルーティング)、MultiView 16(バックステージですべてのカメラアングルをリアルタイムで確認)、SmartView 4K(コンサートのリアルタイムモニタリング)、ATEM Talkback Converter(複数のBlackmagic Studio Camera 4Kカメラマンとのトークバック)、そして複数のHyperDeck Studio Pro放送用デッキ(プログラム出力の収録、コンサートの前や合間にミュージックビデオ/CMを再生)も設置されている。

© Elliott Ingram

さらに2台のMultiDockもラックに設置されており、コンサートをSSDに収録しているので、ジブソン氏は必要に応じてディスクから直接編集することも可能だ。ジブソン氏は、UltraStudio 4Kをキャプチャー・再生に使用し、最終的なレンダリング前に、メディアサーバーで事前にレンダリングしたコンテンツをライブで確認。また、2台目のTeranex AVがバックアップサーバーで使用されている。

撮影やIMG以外にも、同ツアーでは多くのBlackmagic Design製品が使用されている。2台のSmartView HDモニターや複数のMini Converterがステージ上のビデオモニタリングシステムに導入されている。Pocket Cinema CameraおよびVideo Assist 4Kモニター/レコーダーが会場正面に設置されており、ジブソン氏はこれらを使ってコンサート全体を収録している。これは、バンドメンバーや彼自身が後から見直すためだという。

ジブソン氏:私たちの最終目的は、ファンに素晴らしいショーを届けることですが、Blackmagic Designの製品は、ショーを一段高いレベルへと引っ張り上げてくれます。Blackmagic Designの製品を使用することで、シネマライクな要素をショーに取り入れることができます。これは他製品では不可能ですね。一社が提供する高品質なハイエンドのワークフローを使用できるだけでなく、機材を所有できます。また、将来的に4Kに移行した場合、同じシステムを使用できることもポイントですね。


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[ DATE : 2017-12-13 ]
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