ジュエ株式会社は、同社が取り扱うFILMPOWER製フルデジタル3軸ハンドヘルドギンバル「Nebula 4100 Slant」を2018年3月初旬に発売する。希望小売価格は税別82,500円。

Nebula 4100 Slantは、Nebulaシリーズで最も軽い約700gの軽量&コンパクトモデル。軽量化しながら最大耐荷重は1.8kgに向上している。Panasonic GH5/GH5S等のGHシリーズ、Sony α7R III/α7S II等のα7シリーズ、Canon EOS M等の機種に対応(※レンズ構成やバランス、条件により最大荷重内でも搭載できない場合がある)。

シンプルな「3POINT BALANCING」構造を採用しており、バランシングに必要なポイントが従来より1ヶ所減り3ヶ所となった。スタビライズ中でも手動でカメラアングルを変更可能な「INSTANT MANUAL ADJUSTMENT」機能に対応し、素早く簡単に手でカメラの角度を調整できるとしている。また、従来モデルではカメラの背面にあったジェネレーションモーターの位置が下がり、背面モニター等の視認性が向上している。

新型エンコーダーを内蔵した高トルク新ジェネレーションモーターの採用により、8時間~10時間の長時間バッテリー動作を実現。3軸を制御するケーブルを内部配線化し、従来では可動角度が決まっていた3軸を無制限に回転可能な「360° UNLIMITED ROTATION」に対応。

ワンキーでカメラが正面を向く「ONE KEY BACK TO THE MIDPOINT」機能を搭載。グリップのモードボタンを押すことで、カメラが自動的に正面に向く。また、ワンキーで録画できる「ONE CLICK TO RECORD」機能も搭載。グリップのRECボタンを押すことで、カメラのRECを開始可能。グリップの底面にはカメラ小ネジ(1/4インチ)を採用しており、三脚等への利用が可能。

普通に倒立させて持つノーマル、吊るすように逆さに持つハング、カメラを前に突き出すように持つトーチ、斜めに持つロールフォローと、4つの撮影ポジションに対応。その他にも、セミフォロー、フォロー、ロック、ロールフォロー、4つのスタビライズモードに対応。セミフォローは、ピッチやロールを固定してヨーをフォローし、フォローモードは、ピッチやヨーやロールの動きを追従する。ロックモードでは、ピッチやヨーやロールの動きを固定することで一方の向きを維持。ロールフォローは、ピッチやヨーやロールの動きを追従する。

その他にも、タイムラプスモードへの対応や、グリップ部分のジョイスティックで、カメラのパンやチルト操作が可能。