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DaVinci Resolve Studio事例:米国の保険会社ProgressiveのCM「My Year of Me」の場合

2018-03-20 掲載

Blackmagic Designの発表によると、ボストンに拠点を置くFinish Postのカラリスト、ロブ・ベセット氏が、米国の保険会社Progressiveの最新CM「My Year of Me」のカラーグレーディングに、DaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Advanced Panelを使用したという。このスポットCMでは、「Progressiveボックス」というキャラクターが世界中を旅した思い出を語っている。

ベセット氏とFinish Postチームは、同プロジェクトでDaVinci Resolve Studioのスピードと一貫性に頼ったという。ベセット氏は、まずプレートの作業を行ってCMのルックを構築し、キャラクターのアニメーションとビジュアルエフェクトが完成した時点で最終的なグレーディングを行うという二段階のプロセスを踏んだ。

ベセット氏:シーンごとのルックを作成している際、DaVinci Resolve Studioの分割スクリーン機能を使って、複数のバージョンを横に並べてクライアントに見せることができたのは本当に便利でしたね。

シーンごとのルックは、キャラとシーンの相互作用にとって非常に重要なので、クライアントと明確かつ効率的にコミュニケーションを取ることが非常に大事だったんです。DaVinci Resolve Studioではこのワークフローが効率化されているため、カラースイートのクリエイティブな方向性の決定からVFXおよびキャラクターアニメーションの作成まで、すべてのステップがスムーズに運びました。

ベセット氏によると、CMで描かれた様々な冒険では、温かみのあるキャンドルに照らされたような結婚式、どんよりとくすんだ単調な雰囲気の空港の税関など、それぞれのシーンで異なるルックが求められたという。

ベセット氏:ボックスのキャラクターが、熱々の石の上を歩くかどうか悩んでいるシーンでは、シャドウ部分のディテールを残しつつ、リッチな雰囲気を得られるようにミッドトーンとブラックの関係を調整する必要がありました。また、同時に周りの様子が分かる程度の明るさも必要だったんです。このシーンで効果的なルックを作成するには、これらの要素のバランスが鍵となりました。さらに、DaVinci Resolve Studioのルミナンスキーを使用して、石に光と熱を加え、サチュレーションを追加することで熱々に燃えているようにしました。

ベセット氏:ハングライダーで飛んでいるシーンでは、ショットごとの一貫性に気を使いました。このシーンはよく晴れた日に撮影したのですが、いくつか暗い雲があったので少し不吉な雰囲気になってしまいました。これを修正するために、柔らかめのぼかし効果を設定したPowerWindowで暗い雲を囲い、明るくしました。また、DaVinci Resolve StudioのHSLクオリファイアーを使用して、海の色を魅力的なトロピカル・ブルーに修正しました。

ベセット氏:CMの後半に、ボックスのキャラクターが原付に乗ってストリートを走るシーンがあります。ミッドトーンとハイライトですべてのエレメントに温かみを持たせることで、小石が敷き詰められた街の風景を際立たせ、直前のシーンと比較して、温かみのあるコントラストを強調しました。また、DaVinci Resolve StudioのグローOFXプラグインを使用して、最も明るいエリアに柔らかい光(グロー)を足し、太陽がさんさんと降り注ぐ雰囲気を強調しました。原付ドライバーの顔は光が当たったり影になったりしていたのですが、DaVinci Resolve Studioでドライバーの顔の周りにPower Windowを作成してトラッキングし、影になる時にキーフレームを使って露出の一貫性を保ちました。

これらのショットでは、DaVinci Resolve Studioのキーヤーとトラッカーを非常に重宝したという。

ベセット氏:CMを通じて一貫性を保つために色を分離する必要がありました。一貫性のある正確な色を選択できることで、すべてのプロセスがスムーズに運びましたね。DaVinci Resolve Advanced Panelを使用したことで、精密かつスピーディな作業が可能になりました。ボタンを押すだけで必要な機能を呼び出せるので、非常に効率的に作業できました。


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[ DATE : 2018-03-20 ]
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