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Blackmagic Design製品事例:東京サウンド・プロダクションの場合

2018-05-25 掲載

Blackmagic Designの発表によると、株式会社東京サウンド・プロダクションがスタジオの増設にあたり、Blackmagic Designの製品を数多く導入したことを発表した。導入された製品の中には、Universal Videohub 72、Smart Videohub 40×40、Videohub Smart Control、MultiView 16、ATEM Television Studio HD、DaVinci Resolve Studio、DaVinci Resolve Mini Panel、HyperDeck Studio、Audio Monitor、UltraStudio HD Miniが含まれる。

東京サウンド・プロダクションは、1963年に設立され、都内7箇所にスタジオおよびオフィスを構えている。主にテレビ番組やビデオソフト企画の制作、撮影技術、ビデオ編集・MA技術、音楽制作および音響効果・選曲に関わる制作プロダクションである。同社は、2017年夏に株式会社ビデオ・パック・ニッポンとの合併を経て、EXスタジオに新フロアを増設した。新フロアには、リニア編集室が2部屋、ノンリニア編集室が2部屋、MA室とマシンルームが各1部屋となっている。

ノンリニア編集室には、DaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Mini Panelが導入されている。編集課テクニカルマネージャーの小池周平氏は以下のようにコメントしている。

小池氏:今回新設するにあたり、DaVinci Resolve Studioを導入したのは、Fairlightが搭載され、編集、グレーディング、MAまで全てを、今後一つのソフトウェアで行えると思い選定しました。編集と、MAのソフトが異なることで、どちらかがバージョンアップすると、どちらかが対応しないなどといったことが頻発していました。DaVinci Resolve Studioは、一つのソフトウェアで完結することができる最先端のソフトウェアだと思います。

お客様の使用しているOSに対応できるように、DaVinci Resolve Studioは、MacとWindowsの2つを用意しています。編集と、MAのソフトが異なる方法が主流でしたが、今後はDaVinci Resolve Studioが主流になる時代が来た時に、移行がしやすい環境を作っておこうと考え、今回導入をしました。

マシンルームに導入されたUniversal Videohub 72およびSmart Videohub 40×40が、ルーティングの中心となっている。

編集課チーフの室井智之氏は以下のようにコメントしている。

室井氏:ノンリニア編集室が2部屋あり、Smart Videohub 40×40は、2部屋共通で使用しています。テレビ番組だと、テロップを入れる作業が必ず発生します。ノンリニアだと、ファイルベースなので、どうしてもベースバンドで出すことが難しく、仮にテロップを当てるという場合にも、ファイルを書き出して、お客様に確認をしていただく必要があります。しかも修正が必要になった場合に、もう一度同じ作業を行わなくてはいけません。

そこで我々はATEM Television Studio HDを使って、テロップをキーイングしています。Smart Videohub 40×40に、編集ソフトからのビデオ出力と、テロップを入れるためのフィルとキーの出力をルーターに組み込み、ルーターからのアウトをスイッチャーで仮合成をしてから、それをお客様に見せるという流れにしています。これで作業効率が上がりました。修正が必要になった場合にもリアルタイムで変更できるシステムになっています。

室井氏:Smart Videohub 40×40は、PC上でのコントロールも可能ですが、手元でコントロールできるVideohub Smart Controlがあれば、毎回アプリケーションを立ち上げる手間も省け、一発で直感的に、ルーティングを組めるので、必要不可欠に感じています。Videohub Smart ControlにはSDIのAとBとリモートを一緒にアサインできる機能があるので、コントロールパネルがあったほうが作業的にとても楽です。

リニア編集室には MultiView 16が導入されており、Universal Videohub 72のルーティングをVideohub Smart Controlで切り替える際には、MultiView 16で映像を確認している。SDIのAはメインのスイッチャーに送り、BはMultiView 16に送っている。Videohub Smart Controlでルーティングする時には、必ずMultiViewの方の出力と、本来スイッチャーに入ってくるべき出力がリンクしているという形にしている。スイッチャーには、タイムコードが表示されていない映像を入れて、MultiViewの方は、タイムコードの表示された映像をルーティングしている。

室井氏:今回、Universal Videohub 72のシステムを導入する決断をしたのは、4年前からUniversal Videohub 72を別のフロアで導入しており、使いやすさを知っていたからです。ルーティングを変えたり、別のVTRが増えても、PC上でのGUIの管理が楽なので、ストレスなく作業できています。

マシンルームに導入しているHyperDeck Studioは、お客様に最後にデータで欲しいと言われた際に、一度ノンリニアのソフトで取り込む手間を省きたかったので、導入しました。編集ソフト上で出来あがったものをベースバンドで送出しつつ、ボタン一つで収録できてしまうのは大変便利です。さらにProResも含めて、DNxのコーデックにも対応しているのは、大変メリットに感じています。この2種類のコーデックに対応していることで、HyperDeck Studioは他社のノンリニアのソフトウェアとの高い互換性を持っていると思います。


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[ DATE : 2018-05-25 ]
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