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[CineGear2018]ソニー、VENICEの拡張シネマカメラシステムを公開。「アバター」続編3D撮影で活躍

2018-06-05 掲載

ソニーはCine Gear EXPO 2018で、CineAltaカメラ「VENICE」の拡張シネマカメラシステムを公開した。

アカデミー賞を受賞した「タイタニック」(1997年)と「アバター」(2009年)のプロデューサー ジョン・ランダウ氏。現在製作が進行しているアバターの続編でも、プロデュースを務める 拡張シネマカメラシステムではVENICEのソニー・Eマウントの光学レンズモジュールを取り外し、約6メートルの太いケーブルでVENICE本体と接続できるようになる。光学レンズモジュールを遠隔操作しても、VENICEが持つスキントーンの表現やHDRなどのスペックを損なうことはないという

披露された拡張シネマカメラシステムは、映画監督ジェームス・キャメロン氏が率いるLightstorm Entertainment(ライトストーム・エンタテインメント)と共同開発したという。ライトストームとソニーは1999年以来、映画撮影カメラの開発でコラボレーションしている関係であり、過去にもカメラ本体を実際のイメージセンサーブロックから取り外すことができる、独自の拡張システムを開発した実績がある。今回、お披露目されたVENICEの拡張カメラも同様のコンセプトである。

2019年公開予定の「アバター」続編2・3の撮影現場で、本カメラシステムは主に3Dリグに起用されている。2台のDSLRサイズの光学カメラモジュールをビームスプリッタ―用リグにマウントして遠隔で撮影する。リグにマウントする拡張カメラモジュールの重さは1台が1.3キロ程度。従来の方法だと、2台のVENICEフルセットをマウントした巨大な3Dリグを用意しないとならないところ、大幅に重量とセットアップの負担を軽減できる。「アバター」続編では、左右用2台の光学カメラモジュールからのデータは、両方とも記録し、2D用としてもポスト編集で使う。「アバター」続編はパート4まで製作される予定で、今回の拡張カメラシステムは、どの実写アクションの撮影でも使っているという。

今回、披露された拡張システムの価格や正式リリースといった詳細については発表されていないが、その他に、HFR(ハイフレームレート)オプションの詳細や、ファームウェアVersion 2が明らかになった。様々な解像度でHFRに対応できるオプション(有料)は、6Kで最大60fps、4Kで最大90fps、2Kで最高120fpsの速度に対応し、リリース時期は来春の予定としている。ファームウェアVersion 2は、予定よりもリリース時期が繰り上げられ、7月初旬を予定している。ファームウェアVersion 2の主なアップグレードは次の通り。

  • 追加イメージモード:6Kフルフレーム/25fps、4K4:3アナモフィック、6K 17:9、1.85:1、4K6:5アナモフィック/25fps
  • 有線LANリモート制御–カメラの設定、FPS、シャッター、EI、アイリス(ソニーEマウントレンズ)、レックスタート/ストップ、内蔵NDフィルターなどの主要機能をリモートコントロールおよび変更可能
  • デュアルベースISO 2500(ノイズ応答性)追加
  • バリアブル・フレームレート追加(1-60fps)
  • カスタイマイズした3D LUTをカメラに保存可能
  • レバーロック式Eマウント対応

(ザッカメッカ)


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[ DATE : 2018-06-05 ]
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