株式会社ラグナヒルズは、iPadを使用して、ミキサーのフェーダをコントロール可能なアプリ「Touch Fader MIDI for Roland」を発表した。発売時期、価格ともに未定。開発協力は、株式会社TBSテレビ技術局、ローランド株式会社。

同アプリは、多数のマイクを配置するようなスポーツ中継等で、直感的な操作により複数のフェーダを同時に制御できる。マルチタッチに対応しており、広範囲で複雑な動きにも対応可能だとしている。

画面上に制御するフェーダのオブジェクトを自由に配置可能。サイズや形状も選択可能で、フェーダのMin/Max値やフェーダカーブも設定できる。ベースとなる背景は、自由に選択可能。複数のプロジェクトを保存することができ、簡単に呼び出すこともできる。主な仕様は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

推奨機種:
iPad Pro以降、iPad (5th) 以降、
iPad mini 4 以降、iPhone 7以降

対応ミキサー:
Roland M-200i、Roland M-300、Roland M-5000

接続方法:
CoreMIDI 対応機器による接続

動作確認済み機器:
Roland UM-ONE mk2、IK Multimedia iRig2 MIDI

対応コントロールチャンネル:
Channel 1-32、DCA 1-8、Matrix 1-4、AUX 1-8、Main
(ミキサーによって対応は異なります)

なお、同アプリは2018年7月11日~12日まで大阪南港ATCホールで開催される「第3回関西放送機器展(KBEE)」のラグナヒルズブースとローランドブースで参考出品される。