キヤノンは、2/3型センサー搭載の4Kカメラ対応のポータブルズームレンズ「UHDxs」シリーズの新製品として、高倍率25倍ズームを実現した「CJ25e×7.6B」を2019年2月下旬に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税別360万円。

CJ25e×7.6Bは、独自の光学設計技術で、2/3型センサー搭載の4Kカメラに相応しい光学性能を実現。蛍石やUDガラスを最適配置し、色収差を良好に補正。色にじみや被写体の輪郭の色づきを抑制している。レンズのコーティング技術や、鏡筒内面の反射を防ぐ設計により、ゴーストやフレアの発生の抑制や優れた色再現性を実現し、HDRやWCGの映像撮影にも好適だとしている。カメラ側に備えられているITU-R BT.2020色域の映像の色収差を補正する機能に対応しているため、ITU-R BT.2020ベースの色収差補正データを搭載。

広角端7.6mmから望遠端190mmまでの焦点距離をカバーする高倍率25倍ズームを実現。非球面も含めた複数のレンズ群で構成された多群ズームを採用した新ズーム方式により、ズームによる光学性能の変化を抑制。ズーム全域で画面中心から周辺まで高い解像力と高いコントラストを実現しているという。インナーフォーカスシステムの進化により、フォーカス変動を抑制して画面周辺部まで高解像力を実現。2倍のエクステンダーをレンズ本体に内蔵し、ズーム域を7.6mm~190mmから15.2mm~380mmに切り替えることが可能。エクステンダー使用時でも4Kカメラに対応する光学性能を実現している。本体の質量は約1.99kg、外形寸法は約(幅)169.6mm×(高さ)114.1mm×(長さ)223.3mm。

16bit絶対値エンコーダーを採用したデジタルドライブユニットの搭載により、ユーザーの操作意図を忠実に再現する高い制御性能を実現したという。高精度な位置検出が可能なため、実際の映像とバーチャル映像を合わせる際に容易にキャリブレーションが可能だという。

絶対値エンコーダーの採用により、ドライブユニットに電源が供給された際に、初期化の動作をせずに、カメラ側の色収差補正機能や位置検出、ビューファインダー上の位置表示が可能。20PIN端子を3か所に備えることで、ズーム/フォーカスコントローラー(ともに別売)の両方を使用した場合でも、バーチャルシステム用信号出力端子を確保することが可能。また、ドライブユニット上に情報ディスプレイを搭載しているため、各種機能の容易な設定、調整、操作が可能。

CJ25e×7.6Bは、2018年9月14日~18日(現地時間)の期間中、オランダ・アムステルダムにて開催される欧州最大の放送機器展「IBC2018」の同社ブース(ホール12/D60)にて展示される。