PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > ニュース > Blackmagic Design製品事例:USAネットワーク「クイーン・オブ・ザ・サウス」の場合

News

Blackmagic Design製品事例:USAネットワーク「クイーン・オブ・ザ・サウス」の場合

2018-10-05 掲載

© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

Blackmagic Designの発表によると、USAネットワークの「QUEEN OF THE SOUTH/クイーン・オブ・ザ・サウス~女王への階段~」に、複数のBlackmagic Micro Cinema Cameraが使用され、URSA Mini Proと共に同作の第3シーズンの様々なシーンをキャプチャしたという。

撮影監督のエイブ・マルティネス氏は、当初はセカンドユニット撮影監督として同番組の撮影を行なっていたが、今シーズンよりファーストユニットの撮影を担うことになった。その直後より、同氏はメインユニットの撮影に画期的な手法を取り入れている。

「クイーン・オブ・ザ・サウス」は、アリシー・ブラガ演じるテレサ・メンドーサが、メキシコのハリスコ州で貧困から逃れるために、多大な利益を上げている麻薬カルテルの一員と付き合い始めることから物語は展開する。しかし、その恋人が殺された後、テレサは自らの命を守るために闇に身を隠さなければならなくなる。アメリカに脱出後、テレサは意外な人物とタッグを組み、恋人の命を奪ったリーダーを打ち倒すために闇社会を歩み始める。その過程で、テレサは自分自身のカルテルを立ち上げる、といったストーリー。

第3シーズンは、物語が繰り広げられる実際の場所で撮影されたという。制作はマルタで始まり、その後、ダラス、シカゴ、ボリビア、アリゾナへと移動して行われた。撮影監督のエイブ・マルティネス氏は次のようにコメントしている。

マルティネス氏:実際の場所で撮影したので多くの移動が伴い、すばやく撮影する必要がありました。また、狭い場所での撮影も数え切れないほど行いました。

マルティネス氏:アクションシーンの撮影用に多数のリグを使用しました。車、ボート、飛行機などです。基本的に、動くものがあれば、Blackmagic Micro Cinema Cameraを取り付けたマウントを設置して撮影しました。

URSA Mini Proに関しては、他のカメラと比較して高水準の柔軟性を提供するカメラだとマルティネス氏は語る。

マルティネス氏:他のカメラは、多数のパーツを取り付ける必要があります。URSA Mini Proで気に入っている点は、極めて機動性に優れていることです。狭い場所にそのまま入っていったり、必要になった瞬間にカメラを手に取って撮影できます。通常なら難しい視点に、カメラと共に体を滑り込ませて撮影できます。

同作は様々な種類のカメラで撮影されてきていたが、Blackmagic Designカメラの映像をそれらの画像とマッチさせることに心配を抱いていなかったという。

マルティネス氏:Light Ironのスタッフは本当に素晴らしく、すべてのカメラをシームレスにマッチさせてくれました。Blackmagic Designカメラの気に入っているところは、他のカメラと並び立つ画像が得られる点です。フッテージをミックスすることは全く心配していませんでした。

マルティネス氏は、同作の撮影を非常に楽しんだという。これは、撮影がやりがいのある挑戦に満ちていただけではなく、あたかも主人公の生活を再現するかのように撮影したことが理由だと語る。

マルティネス氏:本作の撮影では常に移動し続けたため、まるで逃亡生活を送る主人公の生活を実体験しているようでした。それゆえ、移動はすばやく行う必要がありましたが、各国が醸し出す独自の雰囲気を捉えたルックを得られました。セットとロケ地は極めて広範にわたり、撮影方法もそれに合わせてバラエティに富んでいました。

同作には多数のスタントも使用されたが、これにもマルティネス氏は常に準備万端の状態で挑めたという。

マルティネス氏:あらゆるセットアップ、スタント、爆発、追跡シーン用にマウントやリグを用意していました。実際、スコット・リースがURSA Mini Pro、ジンバル、ジブ、Blackmagic Micro Cinema Cameraの専任として、あらゆるニーズに対応してくれました。

同作に使用されたリグの種類は幅広く、カメラはポール、バックミラー、メガネ、クレーンなどにマウントされた。

マルティネス氏:物語の展開をアシストするために、難しい場所や視点からのショットを得ようと常に努力していました。

また、Blackmagic Micro Cinema Cameraは車のシーンではメインカメラとしても使用された。

マルティネス氏:車内のシーンの撮影に使用したヨーロッパの車は、2人のカメラマンが乗るには小さ過ぎました。そこで、2台のBlackmagic Micro Cinema CameraをVideo Assistと共にリグづけして、同時に撮影しました。1人のカメラマンが2台のカメラで撮影するのは、今までにない経験でしたね。

マルティネス氏は、やりがいのある撮影だけではなく、スタッフとの交流も同作の撮影を楽しんだ理由の1つだと語る。

マルティネス氏:今回、素晴らしいキャストやスタッフに囲まれ、その一員として仕事ができ、非常に素晴らしい経験になりました。でも、個人的に最も面白いと思ったのは、その撮影スタイルですね。型にはまらず、移動を続ける手法が気に入りました。ロケを最大限に活かす方法を常に探し求めていたため、Blackmagicカメラの柔軟性には、さらに一歩踏み込んだ撮影を目指していた本作では非常に助けられました。


[ Category : ]
[ DATE : 2018-10-05 ]
[ TAG : ]

関連する記事

Blackmagic Design製品事例:エプソン販売株式会社のオフィスエントランスの場合

Blackmagic Designの発表によると、ATEM 2 M/E Broadcast Studio 4K、Teranex Mini、Mini Converterが、JR新宿ミ... 続きを読む

Blackmagic Design製品事例:ロンドンのRed Bull Gaming Sphereの場合

Blackmagic Designの発表によると、ロンドンのRed Bull Gaming Sphereにおいて、URSA Mini Pro、Micro Studio Camera... 続きを読む

ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 15有償トレーニング「Giles Liveseyのクリエイティブカラーコース」を開催

ブラックマジックデザインは、2018年11月26日~28日の3日間、イギリス人カラリストのGiles Livesey氏を講師に迎え、カラーグレーディングの基礎からクリエイティブなル... 続きを読む

DaVinci Resolve事例:シンガポール映画「カトンプールでの最後の日」の場合

Blackmagic Designの発表によると、映画「カトンプールでの最後の日」のカラーグレーディングにDaVinci Resolveが使用されたという。HDRの同作は、先日、日... 続きを読む

URSA Mini Pro事例:長編ドキュメンタリー映画「太陽の塔」の場合

© 2018 映画「太陽の塔」製作委員会 Blackmagic Designの発表によると、長編ドキュメンタリー映画「太陽の塔」の撮影に、URSA Mini Pr... 続きを読む

トップ > ニュース > Blackmagic Design製品事例:USAネットワーク「クイーン・オブ・ザ・サウス」の場合