グラスバレー株式会社は、デジタルレコーダー・プレーヤーの新シリーズである「T2 4Kシリーズ」を発売した。希望小売価格は2TB SSDの「T2 4K Elite」が税別2,680,000円、2TB HDDの「T2 4K Pro」が税別2,080,000円。

新しいT2は、4K DCI/4K UHD/1080pをサポートし、4Kフォーマットでは「1チャンネル収録」または「1チャンネル再生」が可能。HD/SDフォーマットでは「1チャンネル収録および2チャンネル再生」を同時に独立して行うことができるという。

T2 4Kシリーズは、VTRと同様のフロントパネル(ジョグ・シャトル、コントロールボタン、タッチスクリーン)を持ち、基本的な収録、再生、プレイリスト作成、コンテンツ管理などの操作はフロントパネルだけで可能。外部ディスプレイをつないでワークステーションモードにすれば、キーボードとマウスから直感的にT2を制御できる。また、グラスバレーのEDIUSターンキーを活用して、T2で収録中のクリップの時差編集可能で、コンテンツ作成の処理時間を短縮できるという。

グラスバレー株式会社Editing Systems バイスプレジデント&ジェネラルマネージャーの竹内克志氏は次のようにコメントしている。

竹内氏:T2は、メディアとテクノロジーのNo.1のデジタルレコーダー・プレーヤーとして、あらゆる制作環境のニーズを満たし、比類のない品質、柔軟性、信頼性を提供します。私たちが提供するソリューションは、日々変化および進化するお客様のニーズに対して、迅速に適応することを可能にします。

T2は様々なファイルフォーマットに対応しており、USB 3.0やCIFSおよびFTPを介して効果的にファイルベースワークフローに統合化できるとしている。