AJA Video Systems社は、「HDR Image Analyzer」の出荷を開始した。以前、今秋出荷開始予定としていたもの。希望小売価格は税別2,240,000円。

HDR Image Analyzerは、放送やOTTプロダクション、ポストプロダクション、クオリティコントロール(QC)のための4K/UltraHD/2K/HD、HDRやWCG(高色域)コンテンツの波形、ヒストグラム、ベクトルスコープでのモニタリングと分析を行うことが可能。HDR Image Analyzerの主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • ディスプレイ・リファードSDR(Rec.709)、HDR ST2084/PQおよびHLG分析に対応
  • シーン・リファードARRI®、Canon®、Panasonic®、RED®、Sony®製カメラカラースペースに対応
  • ルックアップテーブル(LUT)による表示とカラー処理に対応
  • 受賞歴のあるColorfront Engineに基づいた自動カラースペース変換機能
  • CIEグラフ、ベクタースコープ、波形、ヒストグラムに対応
  • Nitレベルとフェーズメーター
  • False Color(フォールスカラー)モードで、規格外の色域や輝度のピクセルを簡単に発見
  • 規格外の色域や輝度を検出する精度の高いエラー検知
  • ピクセルピッカーでデータ分析
  • 走査線や縦線に着目して分析できるラインモード
  • タイムコード付きのファイルベースエラーロギング
  • リファレンスの保存
  • ネイティブ解像度で映像を表示できるUltraHD UI
  • 最大4K/UltraHD 60p対応の4x3G-SDI入力とループスルー出力
  • SDI信号を自動認識
  • 放送用モニター向けのループスルー出力
  • 3年間の製品保証